2009年12月28日月曜日

齋藤孝のざっくり!世界史

最近歴史が流行っているらしですね。何でも山川出版の「もういちど読む山川日本史/世界史」がもの凄く売れてるとか。なつかしいですね。高校時代に山川出版の教科書使ってましたよ。

で、早速本屋で手に取ってみたんですが、なんだかあまりに「教科書」っぽくてちょっと断念・・・。代わりにこんな本を読んでみました。

何より「ざっくり」というのが良いですね!


この本、世界史そのものというより、歴史に対する著者の解釈の色が濃いです。著者の世界史に対する解釈は非常に鋭く、いろいろと考えさせられます。トピックとしては、帝国主義が蔓延った理由、資本主義と社会主義の関係、キリスト教とイスラム教の関係、金(Gold)に対する人の価値観、性と宗教の関係などがあり、またそれらのトピックの間の関係性についても述べられていて、世界史の全体像を掴むには最適の本になっています。

さらに、例えば資本主義と社会主義に関する議論は、現代の世の中が上手くいかない原因を考えるのにも役立ちます。人間の欲望を前提にした資本主義と、理論的に理想を突き詰めた社会主義、どちらも結局完全ではないということですね。

ただ、全体として著者の言いたいことがそのまま書いてあるという感じで冗長な記述も多く、Referenceとして何度も読み返せるような本ではありません。また、あくまで「ひとつの解釈」として受け入れるべき内容で、例えばこれから世界史を勉強する高校生が読むべきかというと、ちょっと微妙です。変な先入観が植え付けられてしまうかもしれません。

2009年12月23日水曜日

幸せに近づく コミュニケーションの処方箋 笹氣 健治 著

久々になりましたが、『「やる気」のある自分に出会える本』の著者である笹氣さんの本をご紹介します。

本書では、会社で働く上でぶつかるコミュニケーションに関する様々な悩みに対する対処方法が、相談への回答という形で述べられています。一つ一つの回答に対して、最後にポイントが完結にまとめられていて、非常にわかりやすい本です。

本書を通して、悩みに直面した場合にはまずその原因を冷静に分析することを著者は薦めています。なぜ自分が悩んでいるのか。コミュニケーションの相手はなぜ自分を悩ませるのか。そして多くの場合、それは気持ちの持ちようの問題だったり、割り切る意外に仕方のないことだったりします。結果として、特に行動を起こさなくてもこの本を読むだけで問題の大部分は解決できるかもしれません。もちろん気持ちの持ち方や割り切りはそんなに簡単ではありませんが。

ちなみに私はこの本を古本で買ったのですが、表紙裏に著者のサインが入っていました。少し得した気分です。何か悩みにぶつかった時のために大事に取っておくことにします。(^ ^;;)

2009年12月15日火曜日

事業仕分け 評価者のコメントより

「いかに芸術文化といえども数百億円の国費を投入する以上、いつの時点で投入額をゼロにできるのか、見通しを示せなければ厳しい評価をせざるを得ない。」

・・・勢いだけで出ている発言が多すぎる。もっと頭使って発言して欲しい。この発言が受け入れられるんだったら、将来税金はゼロになるということですよ。

 

与党議員のみなさんへ

「いかに国会議員と言えども多額の国費を給与として支払う以上、いつの時点で投入額をゼロにできるのか、見通しを示せなければ厳しい評価をせざるを得ない。」

きっと日本はもうダメだ・・・

例の事業仕分けで、芸術文化関係の予算が大幅に削減されるという方向性が打ち出されたのを受けて、俄かに反対運動が起きており、私も微力ながら賛同しています。賛同と言っても、メールで反対意見を投稿しただけですが。

しかし、そもそもこの電子メールでの意見受け付け、国民をバカにしているとしか思えません。電子メールなんかで不特定多数から受け付けているという時点で、公正に意見を集めることは不可能。また、電子メールという手段は、全国民に対して平等に与えられたものではない。さらに、何のための国会議員なのかがすっかり忘れ去られている。きちんと頭を使って考えているとはとても思えません。迷走の極みです。

自民党政権もどうしようもなくダメでしたが、民主党もダメですねぇ。そもそも日本が今後どうなっていくべきなのか、全く見えないですからね。そんな中では、国会議員が支持者に媚びを売って自分の身分を確保することだけしか見えなくなるのも、当然な流れなのかもしれません。

2009年12月12日土曜日

大丈夫か?日本 その3

何だか最近(前からか?)おかしな議論が多いですね。

 

まず、噂の子供手当。所得制限を設定するかしないかで議論となっていますが、これどうなんでしょう。

「鳩山さんのお子さんは子供手当いらないでしょう」確かにそうかもしれません。でも、そもそも子供手当の目的って何でしたでしょうか?

確か少子化対策じゃなかったかなぁ。問題なのは、経済的に余裕がある人も無い人も同様に子供を持たなくなっていることですよね。

一方、所得制限とか扶養控除は何のためにあるか?もちろんこれは、経済的に余裕が無い人とある人の税負担のバランスをとるためです。

そもそもお金だけで少子化対策ができるとは思えませんが、少なくともこの辺に対するきちんとした説明が無いと、良い結論は出ないのではないでしょうか。

 

次に、新型インフルエンザ対策。何でも「高校生にはワクチンが優先で提供されるのに、浪人生には提供されず不公平だ」と言っている人がいるらしいですね。

そもそもなぜ高校生が優先されるのでしょうか?

受験を控えてるから?確かにそう言っている人は多いですが、そもそも受験は義務ではないので、これはおかしな話です。

考えられるのは、年齢が若いので重症化のリスクが高いことと、集団生活を送っていて感染のリスクが高いことくらいでしょう。なので、浪人生は全く当てはまりません。

 

本質を見失った安易な妥協がされないと良いのですが・・・。

2009年12月9日水曜日

大丈夫か?日本 その2

指揮者の飯森先生もブログで事業仕分けについて書いておられました。

この事業仕分け、「不要なものはすべて削減」なのであれば、国会議員だって半分は不要でしょう。極端な話をすれば、国民全体が原始時代の生活に戻れば良いという話になります。

何のための事業仕分けなのか?何のための政治なのか?
高い給料をもらってる政治家の皆さんには、その辺をきちんと考えてもらわないと。
蓮舫議員が注目されてますが、ビジョンや解決策を示さず文句を言うだけなら簡単です。(まぁそもそも事業仕分けの議論は、それ以前にレベルが低すぎて話になりませんが)

そもそも国の財政が厳しいのは、これまでの政府と政治家が悪かったためであって、国民は何も悪くありません。配分すべきところに予算を配分できておらず、配分する必要の無いところに多額の予算が配分されている。明らかに政府と政治家の失敗ですね。

「少なくとも、もし国からの支援が打ち切られましたら、山形交響楽団も東京交響楽団も、そして多くのオーケストラが確実につぶれます!!!!!」(飯森先生のHPから引用)

さて、大事なのは一体何でしょう???

2009年12月8日火曜日

大丈夫か?日本。

何だか久しぶりのエントリになりました。

ところで、事業仕分けによって芸術文化分野の予算縮減が相次いだことに対して、ピアニストの中村弘子さんは「お金をかけるとすぐに経済効果を期待する感覚があるが、芸術文化は人間そのものを育てるというもので、時間がかかる」と指摘したらしいですね。

芸術分野にまで経済効果を求めるというのは、何とも悲しい話です。そもそも、経済が発展したらその先に一体なにがあるんでしょうか?本当に国民は幸せになれるんでしょうか?

また、都知事が「スパコンは世界一じゃなきゃダメ、二位じゃ意味がない」と発言しましたが、じゃあ世界一になったらどうなるんでしょうか?(そもそもスパコン日本勢の後退は近年顕著なので、二位どころか十位以内も困難だと思いますけどね・・・)

何か大事なものが見失われているように感じます。

2009年11月11日水曜日

流れる星は生きている 藤原 てい 著

今回は、嫁さんが近所の図書館で借りてきたこの本をご紹介します。

本書は、第二次世界大戦終盤(恐らくソ連参戦時)に満州新京を立ち退きを命ぜられたことをきっかけに、日本の実家まで引き揚げてくる過程を綴ったものです。夫と離れ離れになりながら3人の子供を連れてなりふり構わず生きる様からは、生きることの大切さを痛感させられました。そして、極限状態に置かれた人の様々な本性から、人間の本質でが垣間見られたような気がします。

決して、単なる昔の話ではありません。混沌とした現代にも通じる何かが読み取れる本です。そして、これはノンフィクションです。戦中戦後の壮絶な状況の中、著者とその子供3人、そして著者の夫が全員生き残ったこと、瀕死の息子を助けた朝鮮の医師など、まるでテレビドラマのような話ばかりですが、これらが全て実際の話であるということが、本書を読む価値を高めています。

是非一読されることをお勧めします。

2009年11月5日木曜日

その他大勢から抜け出す成功法則―「何か必ずやる人」11の考える習慣術 ジョン・C. マクスウェル 著

今回ご紹介するのは、斎藤孝さんが書いたちょっと仰々しいタイトルの本です。

成功法則となっていますが、実際の内容は、自由な発想をするための思考法です。大局的に考える、集中的に考える、創造的に考える、現実的に考える、戦略的に考える、前向きに考える、反省して考える、「非・常識」に考える、「アイデアを共有」して考える、利他的に考える、実利的に考える、という11の考え方について、著者は例を交えながら説いています。考え方については、ある意味当たり前のようなことばかりのようですが、引用されている例がとても面白い。印象に残ったものを3つほどご紹介すると・・・

1つめは、「大局的に考える」例として挙げられた、別々の場所の二つの井戸の水面に映る太陽の形から、地球が丸いことを指摘した古代エジプトの話。この話を知らなかった私が無知なだけかもしれませんが、思わず「なるほど」と思ってしまいました。

2つめは、「前向きに考える」ことの反例として出された、デジタルイクイップメント (DEC) 社長 ケン・オルセンによる1977年の「個人が家庭でコンピューターを持つ理由など一つもない」という発言。かのビル・ゲイツの「全ての家庭にコンピューターを」という発言と全く反対のことを言っていて、当のDECもマイクロソフトの隆盛と正反対の道を辿った訳で、何とも皮肉な話です。 でも例としてはとてもわかりやすい。

同じく「前向きに考える」の例として、ウォルマート創始者のサム・ウォルトンの例も興味深いです。どう見ても酷いライバル社の店舗を、決して馬鹿にすることなく、むしろそこから良い点をいくつも見つけ出し、それを自社に取り入れた。さらなる向上のためのこうした貪欲さが、今のウォルマートの強さの元なんでしょうね。

ちょっと読むのが恥ずかしいタイトルの書籍ですが、なかなか楽しめた1冊でした。

2009年11月1日日曜日

あたりまえだけどなかなかできない 33歳からのルール 小倉 広 著

もうだいぶ前に34歳になってしまいまいしたが、こんな本を読んでみました。

著者の小倉さんは、リクルートを辞めて33歳の頃にベンチャー企業の役員になったとか。この本には、その頃からの著者のこだわりが書かれています。書かれていること全てに共感できた訳ではありませんが、そもそもこの年齢でこれだけのこだわりを持つということ自体は凄いことですし、私もそうありたいと思います。決してこの本に書かれていることを実行したら成功するとか、そういう類の本でないことは確かですが、何だか元気づけられる1冊です。

2009年10月19日月曜日

転職後、いい仕事ができる人の条件 佐藤 文男 著

早いもので、新たな会社に来てから半年が経過。今の自分を客観的に振り返る意味で、こんな本を読んでみました。

この本の良いところは、まずタイトルにある通り転職「後」のことが書かれている点。こういう本はあまり世の中に存在しないのではないかと思います。次に良いのは、豊富な転職の実例が書かれているという点。成功例7人、失敗例14人ということで、情報量としては十分です。

著者のメッセージは明確で、「郷に入れば郷に従え」という感じでしょうか。副題にある「いい仕事ができる人の条件」については、実はあまり書かれていないようです。これに関して書かれていることを挙げるとすれば、地道に頑張ること位でしょうか。(^ ^;;)

2009年10月18日日曜日

「やる気」のある自分に出会える本 笹氣 健治 著

一度は某N○Tに就職しつつ、現在はスポーツクラブや不動産会社を経営する傍ら、メンタルカウンセリングもしているという著者に興味を惹かれたので、こんな本を読んでみました。実はこの人、フォトリーディングの講師もしています。 この本の良いところは、実際によくあるケースにについての記載が多く、とてもわかりやすいことです。特に、メールマガジン発行に関して著者が実際に壁にぶつかって、それを克服した過程に関する話は、非常に説得力がありました。 また、「やる気」を失うケースについて網羅的に触れられていて、どんな読み手でもほぼ確実に書かれていることに共感を得ることができるという点も良いです。この本によると、現在の私には「燃え尽き型」になり得る要素が少しありそう。(^ ^;;)これに対する対策は、休むか自分にご褒美を与えるか目標を変えるか。とりあえず私は「ご褒美作戦」で行くことにします。

2009年10月17日土曜日

何だか多忙・・・

ここのところ公私共に(?)いろいろと忙しく、ブログの更新が滞ってしまっております。(^ ^;;)

まず、結婚式の二次会と披露宴が2週連チャン。しかも前者は次の日が平日にも関わらず、しっかり3次会に終電ギリギリまで参加。後者も3次会まで。

次に、留学していた時の同級生が突然来日。平日の夜、会社の人たちとの飲み会の後に、新宿のもんじゃ焼き屋で終電まで。ちなみに次の日の仕事は朝9時からミーティング。

さらに、11月の台湾演奏会に向けた練習と、12月の演奏会(10/23のオーディション)に向けた練習。

仕事も最近は何だか日々ミーティング続き。

さすがに疲れが溜まります。運動不足や年齢のせいでもありますけどね…。

2009年9月27日日曜日

ザ・ファシリテーター 森 時彦 著

今回は、多くのビジネススクールで教材として扱われているあの名著ザ・ゴールと同じシリーズとして発行されている、以下の本をご紹介します。

この本には、会社の組織改革に若手の女性リーダーが取り組む中で、如何にファシリテーションのツールを生かしていくかが、小説風に描かれています。意見を整理したり議論を促進したりするためのツールだけでなく、早い段階でグループのメンバーが打ち解けて本音の議論をできるようにするためのアイスブレイクの手法や、激しい議論が個人の対立になってしまうことを避けるための手法など、組織の高度なコミュニケーションを実現するのに役立つ情報が満載されています。これらの情報は、知識として知っているだけではなかなか使いこなせませんが、本書では物語の中でどのように生かすべきかを感じ取ることができるので、おススメできる一冊です。

しかし、「作られた話」という感が否めないというのも確かです。ここまで上手くいくケースに現実でめぐり会うのは、ほぼ不可能でしょう。また、ザ・ゴールは、紹介しようとしている手法の話だけでなく、本当に小説として面白くするための設定が数多くなされている一方で、本書はケーススタディの域を出ていないかもしれません。まぁ世界の名著と同レベルのものを求める方が無理ということでしょうか…。

2009年9月26日土曜日

箱根強羅旅行 最終日

あっという間の3泊4日が過ぎ、今日はホテルを出て一路自宅へ。荷物をまとめて、大部分は段ボールに詰めて宅配便で発送。バタバタしつつも無事チェックアウトして強羅駅へ。

この強羅駅、よく見ると何故かスイスの絵やら置物がちらほら並んでます。ホームにはスイス国旗の付いたカウベルも。なんでだろう?と思って今になって調べてみたら、箱根登山鉄道がスイスのレーティッシュ鉄道と姉妹提携をしてるんですね。その提携が今年で30周年だとか。なるほどね。

登山鉄道で箱根湯本についたのは11時半。箱根湯本発1時48分のロマンスカーのチケットを取っていたこともあり、しばらく駅付近を散策。饅頭屋やら喫茶店やら蒲鉾屋やらパン屋やらをまわっていると、あっという間に出発の時間となりました。

しかし小田急のロマンスカー、揺れも多いし段差も多いしうるさいし、JR線の特急の進歩を考えるとかなりイマイチ。揺れが大きいせいか、4歳の娘は電車酔いしてしまいました・・・。まぁこの路線しかない中で特急列車に投資をするのは難しいことはわかりますが、もうちょっと頑張ってほしいものです。

そんなこんなで新宿駅に到着。行きは東京駅を経由しましたが、相当な混雑が予想されるので、帰りは乗り換えの無い各駅停車に乗ることに。娘が眠ってしまったことや荷物の多さもあり、自宅最寄の稲毛駅からはタクシー。最後の最後に近距離利用に対して嫌味をたれるタクシーの運ちゃんに腹を立ててしまいましたが(^ ^;;)、なんとか無事に帰還しました・・・。

箱根強羅旅行 3日目

旅行3日目は、当初ではブーゲンビリアが綺麗なホテル近くの強羅公園に行く予定でした。しかし、朝から徒歩で公園まで行くと、入口に入る時点でもの凄い段差。ベビーカーを引いて入るような客のことを全く考えていない作りに、早速引き気味。中も傾斜が凄そうで、少なくともベビーカーを引いて回るのは無理そう。念のためチケット売り場の係員に、ベビーカーを預かってもらえるかを聞いたところ、何と預かるだけで400円も取るとのこと。スロープが用意されていないというだけでかなり不親切なのに、ベビーカーを預かるだけで400円!正直なところそこまでして入る価値を感じなかったので、とりあえず強羅公園は中止。第二候補として考えていた箱根ロープウェイに乗ることにしました。

早速ホテルに戻って強羅駅まで送ってもらうように依頼。箱根ロープウェイに乗るには、まず強羅駅からケーブルカーで早雲山駅まで登り、そこで乗り換える必要があるのですが、ホテルの人にロープウェイに乗ることを話したところ、強羅駅はもうケーブルカー待ちの人で一杯なので、早雲山まで車で送ってもらえることに。いやぁ、本当に有難いです。

とは言え、既に早雲山駅もロープウェイに乗るための列が既に長く伸びており、乗るまでに40分待ちとのこと。朝10時前の時点でこの混雑なので、もう少し遅くなったらもっと大変なことになっていたことでしょう。ここまで車で送ってもらって本当に助かりました。

でも、待った甲斐がありました。天気があまり良くなかったのですが、それでもロープウェイから見下ろす景色は圧巻。もちろん速度はゆっくりですが、まるでジェットコースターのようなアップダウンで、娘は大興奮。上から眺める大涌谷も、なかなかの迫力。ただ、天気がいいと富士山も見えるらしく、今度は天気が良い時に是非また来たいです。

特に目的地もなくロープウェイに乗ってしまったのですが、とりあえず終点の桃源台駅で降りて、芦ノ湖の見えるレストランで休憩。まだ11時半過ぎだったのですぐに座ることができましたが、12時を回るとそのレストランも大混雑。半ば追い出されるように、約30分程でレストランを後にしました。

娘がロープウェイをかなり気に入った様子だったので、ロープウェイのゴンドラを模した「チョロQ」を買ってやると、娘は大喜び。仲良くしてもらっている近所の幼稚園の同級生にも同じものを買った後は、すぐに帰りのロープウェイに乗り込みました。まだ早い時間だったので、ここでは全く待ち時間はなし。早雲山駅でケーブルカーに乗り換える時には15分程待ちましたが、逆方向の混雑に比べれば大したことはありません。2時過ぎには強羅駅に到着し、駅前のお土産屋を1時間ほど物色した後、例によってホテルに戻り昼寝&温泉。強羅公園は残念でしたが、満足の行く一日でした。

箱根強羅旅行 2日目

箱根強羅旅行二日目は、強羅から登山鉄道でひと駅の彫刻の森美術館。朝食を取った後、ホテルの人に駅まで送ってもらうように依頼。彫刻の森美術館に行くことを話したら、現地まで送迎してくれるとのこと。子供連れなのでこれはとても助かりました。チケット売り場の前まで送ってもらい、チケットを購入。ホテルでもらった割引券を使って、大人一人1500円。

コマーシャルでも結構やっているので、かなりの名作が見れるものと期待していましたが、そういう意味ではちょっとハズレかも。確かにピカソ級の作品が展示されている国内の常設の美術館としては貴重なのかもしれませんが、そうした作品はごく一部。どちらかというと大きな公園という感じでした。でも、小さな子供連れには最適。大きなジャングルジムのような「シャボン玉のお城」や、ネットの上を跳ねまわったりぶら下がったりできる「ネットの森」では、娘はそれぞれ1、2時間遊びっぱなし。何故美術館に?という感じのする「足湯」にも娘は大喜びで、足がシワシワになるまで入ってました。「幸せを呼ぶシンフォニー彫刻」というステンドグラス張りの塔にも娘は大喜びで登り、後をついて行った私は途中で足がつる始末。親は振り回されっぱなし、という感じでした。(^ ^;;)

そんなこんなで美術館を出たのは午後3時過ぎ。ホテルの人に迎えに来てもらい、部屋に戻って昼寝をした後、食事と温泉大浴場を楽しみ、疲れもあって10時には寝てしまいました…。

箱根強羅旅行 1日目

いつも春のゴールデンウィークはあえてどこにも出かけないようにしているのですが、今年は夏休みに何もしなかったこともあり、このシルバーウィークは箱根に思い切って3泊もしてきました。(^ ^;;) 特に予定も立てず、会社の福利厚生制度を介して予約した宿に19日から3泊。あまり調べずに予約したこの宿、なかなかでした。もちろん温泉完備で食事もなかなか。強羅駅に近く、目の前にはコンビニ。しかも近場には車で送迎してくれるなど、車なしで行くには最適です。

一日目は移動のみ。東京駅を経由して新宿に出て、そこから小田急ロマンスカー、箱根登山鉄道と乗り継ぎ。東京駅の乗り換えでは、人の多さに圧倒されました。0歳児+4歳児を連れて歩くのはかなり厳しかった。エレベーターを何台も乗り継がないといけないし。私がここに初めて来る外国人だったら、確実に迷います…。

小田急ロマンスカーは、全席指定である程度ゆったり。でもおよそ1時間半で箱根湯本に到着。乗り換え時間10分程しかありませんでしたが、3両編成の箱根登山鉄道でも何とか席を確保。まわりを見回すと殆ど通勤ラッシュ状態。折角の旅行なのにちょっと可哀そうと思いながらも、我が家族は車窓を満喫。

強羅の駅に着くと、既に凄い混雑。でも今から考えれば、この時点ではまだまだ空いていたようです。ホテルまでは歩ける距離ですが、子供たちもいるので車で迎えに来てもらうことに。車に乗り込んで駅前を出ると、そこにはもの凄い坂道が。確かに駅からホテルまでは500メートル程なんですが、この傾斜は徒歩では厳しかったかも。送迎サービスに大感謝。

ホテルに着いて部屋に入った後、私を除く家族は早速ホテルの温泉大浴場へ。私は前日の夜も遅く、かつこの日の朝も別の用事があって朝早くに家を出ていたので、ちょっと昼寝。ここまではあまり旅行を楽しむ余裕がありませんでしたが、私はこれでようやく旅行モードに切り替わった感じ。6時からホテルの夕食を戴いたのち、私も大浴場で温泉を満喫。疲れたのか家族は早々と寝静まったので、その後私はロビーで読書。かくいう私も1時間程で眠気に耐えきれず、部屋に戻って就寝しました。

二日目は、ホテルからも近いので彫刻の森美術館に行く予定。子供たちの状況によって時間は変わってくるので、予定はそれだけです。さて、どうなることやら…。

2009年9月16日水曜日

30日でキャリアアップする本 ゲイリー グラポ 著

MSに転職して半年。学生から社会人になった時と比べると、良い意味でのフレッシュな気持ちが、既に減りはじめているような気がするので、ちょっとこんな本を読んでみました。(別にまた辞めようと思っている訳ではありません。念のため。^ ^;;)



シンプルでとても読みやすい一方で、なるほどというような内容がちりばめられています。例えば、月並みかもしれませんが、人に褒められるために仕事をするのではなく、自分のやりたいことをすべきと筆者は主張しています。小さいころから「解答」に書かれた答えを出すことを期待され、その通りに答えることが良しとされてきた日本人にとっては、この点は重要ですね。また、上司に気に入られることばかり気にしている人を過去に何人も見てきましたが、本当の意味での「キャリアアップ」はそんなことでは得られないということも、再確認させられた気がします。
#外務省の幹部候補たちは、麻生クンが外務大臣になった時に、一斉にマンガを読み漁ったらしいですね・・・。作り話のようですが、私の経験から判断すると、きっとこれは本当です。(^ ^;;)

一方で、良きキャリアの相談相手を持つことも著者は薦めています。何事もそうですが、頭で考えているだけではなかなか解決できないような事でも、人に話してさらにフィードバックを貰うというプロセスを経ると、簡単に解決したりするものですよね。著者は、キャリアの相談相手はお金を払ってでも確保すべきとまで言っています。

ところで、これはアメリカ人の書いた本ですが、意外に日本の事情にもぴったり当てはまる内容になっています。アメリカというと、企業に就職しても簡単にクビになるという印象がありますが、実はそんなことはない(いや、法律が日本と違ってクビを切ることを許しているので、酷いところに行くと簡単にクビになることはあるでしょうけど・・・)。アメリカもちょっと前まで終身雇用が前提だったんですよね。

さっと読める内容なので、気が向いた方は(?)手に取ってみると良いかと思います。

2009年9月14日月曜日

武蔵境にて

昨日は日曜にも関わらず、夕方から武蔵境の落日楽酒というお店に出張。お店の8周年記念+友人の誕生パーティでした。

お店を経営している社長は私と同年代。その他、マッサージ店を経営されている方や病院を経営されている方、はたまた新卒でいきなり新規事業企画コンサルの会社を起した青年など、錚々たる面々が揃っておりました。総勢100名はいたでしょうか。

そんな人たちからたくさんのパワーを貰えただけでなく、なんと数日後に誕生日を迎える私にもプレゼントを用意して頂き、もう感無量(?)。わざわざ遠くまで行った甲斐がありました。(^ ^)

オーディション合格&台湾公演

先週金曜のオーディション、どうやら合格していた様子。合格発表自体はまだですが、オーディションの結果を踏まえて決定される11月の台湾公演のメンバーに選ばれた旨の連絡が昨晩あったので、必然的に合格。まぁ男声はそもそも倍率が低いですし、平日に2日も休みを取って、歌を歌うためだけにわざわざ台湾まで行ける人というのも、そんなに多くはなかったと思いますが…。(^ ^;;)

とは言え、台湾公演は何と東京交響楽団の「付属」としてではなく、合唱団として依頼を受けているとのこと。しかも人数は40名程度。旅費・宿泊費を全て主催者が負担してくれるので、期待度も高そう。相手にとって不足なしという感じ!?

2009年9月12日土曜日

オーディション終了

昨日は年末のベートーヴェン第九に向けたオーディション。合唱指導の先生が新型インフルエンザにかかったため、先日延期になっていました。(ちょうど顔面麻痺が酷い時だったので、正直助かりました…)

仕事を終え、受付終了ギリギリの6時半に代々木の神経内科を受診した後、会場へ。私は8時20分の回からだったので、1時間半ほど待合室で待機。珍しく楽譜をじっくり見直しました。(^ ^;;)

そして自分の番。やはりまだ顔面麻痺が完治していないようで、右耳の聴覚過敏は相変わらず。普段生活している分には何ともないのですが、自分が大きな声を出すと周りの音の聞こえが少し悪いです。それほど支障はなかったと思いますが・・・。

倍率の高い女声と比べて男声は普通に歌えればまぁOK(と言っても第九を「普通に」歌えるようになるのは結構大変!?)なので、恐らく大丈夫でしょう・・・。

2009年9月7日月曜日

新潟シベリウス

今日は新潟で昨日と同じプログラム。昨日の興奮が冷めやらぬという感じで、疲れも若干残り気味でしたが、本日も素晴らしいコンサートとなりました。

東京駅でソリストの皆さんや大友先生を発見。大友先生は灰色のジャケットにサングラス姿で、ジャケットは普段練習の時に着てこられる黒のものと同じタイプでした。やっぱり外見にはいろいろと気を使ってらっしゃるのでしょうね。(^ ^;;)

新幹線に乗り込み、弁当を食べたり楽譜を見たりしていたら、2時間ほどで新潟。タクシーでホールに駆けつけると、既に発声練習が始まっておりました。

その後息つく暇もなくゲネプロ。同じプログラムの二日目ということもあり、ソロとコーラスが入る部分だけを1時間程で通して終了。たった30分の休憩時間に着替えを済ませ、ダメ出しの後本番。今回のプログラムはコーラスが歌う部分は少ないものの、最初から最後まで舞台の上だったので、ゆっくりできる時間が全くありませんでした・・・。

で、肝心の演奏ですが、新潟のメンバーは二か月前から練習を開始してきちんとオーディションもやったということで、コーラスはそれなりの気持ちが入ったものになったのではないかと思います。(東京のメンバーと比較してどう、という話ではないですが・・・)

また、劇音楽「テンペスト」では、テノールのニアル・コレルさん演じるステファノーが酒を飲みながら歌うという場面があるのですが、昨日は小さなウイスキーボトルを持っていたところ、今日は新潟を意識してか、日本酒瓶のようなものを持っていました。しかも、本来フィンランド語で”Kippis!” (乾杯) と叫ぶところを、日本語で”Kanpai!”と言ってました。何とも粋な演出です。

しかし、今回のフィンランド人の皆さん、歌の実力は凄いですが、見た目が非常に素朴で優しそうな感じで、個人的には非常に親しみを覚えました。我々日本人は「欧米人」と一括りにしがちですが、素朴なフィンランド人と、悪く言えば自分のことしか考えない (良く言えばIndividualityが高い) アメリカ人とは、やはり全く別の国民性を持っています。もちろんアメリカ人も千差万別で、素朴な人は素朴ですが・・・。でも、最近の都会の日本人が忘れてしまっているものを彼らは持っていると感じました。見習わなければ・・・。

2009年9月6日日曜日

日本・フィンランド修好90周年とシベリウス

今日は東京オペラシティーでのシベリウス公演。何とこれは日本・フィンランド修好90周年記念のイベントで、フィンランド大使館も後援してます。ソリストにも4人のフィンランド人を迎え、フィンランドきっての作曲家シベリウスの名曲を演奏。指揮者は東京交響楽団常任指揮者の我らが(?)マエストロ大友。何でも大友さんは日本で最もシベリウスの曲を取り上げている指揮者らしいです。

一方、会場の東京オペラシティーは、私自身約10年ぶり。一昨日・昨日とオケとの合わせがあったミューザ川崎もよく響くホールですが、横幅の狭いオペラシティーのタケミツメモリアルホールは、それよりも数十パーセント増しという感じ。それにしてもこんな良い環境で歌えるとは、本当に恵まれています。

1曲目はフィンランドの第二の国家と言われる「フィンランディア」。本当に良い曲。ロシアの圧政に苦しめられながらも、自国を取り戻したフィンランド人の愛国心の片鱗を感じました。

#「君が代」を歌うか歌わないかで小競り合いしている日本人が、本当に情けなくなりました…。(-_-;;;)

その後オーケストラの「悲しきワルツ」組曲「カレリア」が続き、休憩。今回はコーラスも演奏会を通してずっとステージ上なので、ちょっと疲れる反面全ての曲が聴けてちょっとオトク、と思いきや・・・

休憩後、合唱団・オーケストラ共にステージに上がって、あとはマエストロ大友を待つばかり、というタイミングで、客席の誰かが「こんな曲目、きちんと説明してくれないとわからない」というような訳のわからんことを大声で発言・・・。あぁ、何で最近の日本人にはこういう頭のおかしい人が増えてしまったのだろう・・・。場の雰囲気をわきまえず身勝手な行動。この日のためにソリストはわざわざフィンランドから来日しているというのに、どこかから来た馬の骨ともわからんアホが吠えたおかげで、それまでに高まってきていた客席の雰囲気も台無し・・・

・・・と思いましたが、さすがそこはプロが提供するコンサート。ステージマネージャが絶妙な間を取った後、マエストロ大友がいつにも増して笑顔で登場。一気に会場の雰囲気を取り戻しました。で、何事もなかったのように、劇音楽「テンペスト」の演奏を開始。まぁお客さんは高いお金を払っていらしてくださっているので、きちんとやるのは当然と言えば当然ですが。

でも吠えたアホも一応チケット買って来てるハズなんですよね、、、きっとストレスか何かで頭がどうかしてしまっていたんでしょう・・・。最近は通勤電車の中とかにも、こういう人いますよね。本当に今の日本はどうかしてると感じます・・・。

演奏の方は、コーラスはまずまずでしたかね。ソリストはさすがフィンランドのトップクラスの歌い手だけあって、もう素晴らしいとしか言いようが無いです。感動。

さて、明日 (もう今日だ) は新潟で同じプログラム。早く寝て明日に備えないと・・・。(^ ^;;)

2009年9月3日木曜日

8/15の次は9/5, 9/6

先月15日 (お盆期間中かつ終戦記念日…) に神奈川県民音楽堂でのベートーヴェン第九の演奏会があったばかりですが、今週末も演奏会。しかも土日共。東響コーラスが歌う曲目はシベリウスの数曲で、ほんの数分。ちなみに土曜は初台の東京オペラシティ、日曜は何と新潟。

趣味もここまで来るとお金もかなりかかりそうですが、かかるのは交通費だけ (新潟への切符は楽団から支給されてます)。まぁその分大変ということもありますけどね。歌う曲を全部覚えないといけないし。(^ ^;;)

顔面神経麻痺の状況です

今週の月曜夕方位から、全く動かなかった顔の右側がちょっとだけ動くようになりました。非常にゆっくりとですが、回復が始まったようです。

でも、この病気のために過敏になっている右耳の聴覚は相変わらず。まだ泣いている赤ん坊の世話ができないです・・・。

完全に回復しない場合もあるようなので、とりあえず日々のマッサージを欠かさないようにします。(^ ^;;)

ショートメッセージの利点

昨日のメールで「今時」と言いましたが、ショートメッセージ (SMS=Short Messaging Service) には、携帯メールには無い利点がありますよね。

良さの一つめは電話番号で送れるという点ですが、二つめとして送信者が送達確認できるという点もあります。三つめは、携帯メールに対応していない多くの海外の携帯電話にも送れるという点。海外で国際ローミングを利用していると、いわゆるWelcomeメッセージが送られてきますが、これもSMSでないとできないですよね。

第三世代携帯に移行する際には、日本でもSMSが台頭してくると思ってました・・・。(^ ^;;) 某D社の携帯メールも、着信通知の仕組みはSMSと同じものを利用してます。

ただ、日本では料金が高めなのと、国際標準の制約から文字数等の制限が携帯メールより厳しいということもあり、なかなか難しいのかなぁと感じてました。まぁでも国際的にみればまだまだSMSは広く使われているので、根強く生き残るサービスかもしれません。

2009年9月2日水曜日

自民党の議員さんはだいぶ頭がまいっているようだ・・・

千葉市長の熊谷さんが、自身の退職金を半額にすると提案したことに対して、自民党の議員さんたちが「半額の根拠がわからない」「ウケ狙いだ!」等と反発していましたが、この度その議員さんたちが、「退職金を0にしろ」という、それまでと全く逆のことを言い出したようです。

議員さんたちには退職金がないということを根拠に言っているのかしれませんが、そんなことを言ってると、議員さんたちしか貰っていない「議員年金」も0にしろって言われちゃいますよ!(^ ^;;)

携帯ショートメッセージの相互接続・・・今頃!?

日本の携帯キャリアが、今頃になってショートメッセージの相互接続を開始するらしいですね・・・。

ちなみにこれはどういうことかというと、電話番号で送れるショートメッセージが、他社の携帯を使っている人にも送れるようになるということ。

でも、某D社は海外の携帯キャリアとショートメッセージの相互接続を6,7年前からやってます。(実はそのためのネットワーク監視システムを納めた経験あり)もちろん利用者は今でもごく少数だと思いますが…。

今時ショートメッセージを使ってる人って、どのくらいいるんでしょうね???

2009年8月31日月曜日

mixiアプリ

今更ながらにmixiアプリのスゴさに驚いてます。さすがにmixiがロゴから"Beta"を取るだけあります。他社のものを一気に追い越したって感じですね。グラディウスなんて感動。昔これをプレイするため(でもないけど)にウン十万も払ってSHARPのX68000を買ったことが、まるで別世界の出来事のようです。

でも「みん顔」は私的にはイマイチ。変な顔にしかならない…。(^ ^;;)

2009年8月24日月曜日

Twitter is over capacity.

先ほどTwitterにログインしたら、下のような画面が出ました。

image 

最近、殆どspamのように「xxxがあなたをフォローし始めました」というメールが来ています。そのTweetsを見ると、大抵欧米の出会い系サイトへのリンクが並んでいます。こういうのを上手く制限するようにしないと、これ以上の利用者増はシステム的に難しいかもしれませんね。

2009年8月21日金曜日

TOEICの結果

実は、先月末にこっそり(?)TOEICを受験してきました。

受験の時は、何だか気分の悪い思いをしたので、もう結果はどうでもいいと思っていたんですが、蓋を開けてみると何と965点!(Listening 475/Reading 490)アメリカのビジネススクールに2年も留学してればこの位当然だろ!と言われてしまえばそれまでですが…。(^ ^;;)

ちなみに「気分の悪い思い」というのは、試験当日に私の隣の席だった女性が、係員に私の「咳がうるさい」と言って、前の方の席に移動していったことが原因です。私は咳なんて1回もしてなかったのに。(もちろんその人は私に聞こえないように係員に言ってました・・・その後係員が「大丈夫ですか?咳がお辛いようなら別室を用意してますが・・・」と私に声をかけてきたことからの推測でしかありません・・・っていうか係員も、そんなウソを真に受けて全然咳をしてない私にわざわざ声をかけてこないで欲しい・・・)

恐らくその人は、大学の大教室の一番端かつ一番後ろの席を割り当てられたのが不服だったんでしょうね。そんなことをしても結果は大して変わらないと思うのですが・・・。

MRIの結果その2

本日午後は、再度代々木の神経内科に通院しました。

とりあえず少し良くなってきているとのこと。また、先日MRIを撮った病院からの検査結果も特に問題なし。

ちなみに、病名は「ベル麻痺」だそうです。読んでみると、原因不明の病気だったりして何だか大変そうですが、私の場合、ステロイド系の抗炎症剤を処方されているものの、完全麻痺ではなく不全麻痺(一応目や口は閉じることができる)なので、完治する可能性は高い模様。逆に言うと、下手したら完治しないということにもなるんですが・・・。

でもこの病気、加齢とともに罹患率が高まるとのこと。年は取りたくないですねぇ。

2009年8月19日水曜日

MRIの結果その1

今日は4時から再度神経内科を受診。昨日撮ったMRIのフィルムを診断してもらいました。

結果は異常なし。一応昨日MRIを撮った病院からも別途診断結果が来るとのことで、金曜にまた受診することに。まぁでもあくまで念のためのセカンドオピニオンなので、大丈夫でしょう。

気をつけることは無いかを聞いたところ、とりあえずアルコールはダメ。でもそれ以外は、薬の副作用で胃を壊す可能性がある位で、特に普段通りにしていて良いとのこと。

とは言え、明日・明後日は会社を休んでのんびりしたいと思います。
#二人の子供がのんびりさせてくれるかどうかという問題もありますが…。(^ ^;;)

2009年8月18日火曜日

全脳思考 神田昌則 著

なかなかブログに書く時間がありませんでしたが、フォトリーディングでも有名な神田先生のこういう本を先日読みました。



かなり分厚い本ですが、神田先生らしい明快な文章でスラスラと読めます。マインドマップやTheory Uなんかを知っていれば、さらに解りやすいと思います。神田先生独特の言い回しで、時には(たびたび?)ちょっとぶっ飛んだ内容が展開されますが、真意をきちんと読み取るようにすれば、それもむしろ(?)心地よくなります。

この本の肝を一文で説明すると、「脳をワクワクさせて生み出した素晴らしい発想を、いわゆるロジカルシンキングのプロセスに乗せることで、真に求められるモノ(提案)を作り出すことができる」という感じでしょうか。長い割に内容が少ないじゃないか、と言ってしまえばそれまでかもしれませんが、ともすれば「ロジカルでなければビジネスでは通用しない」というような声が聞こえる昨今に、一石を投じる内容と言えると思います。

顔面神経麻痺と初のMRI体験・・・

何やら昨日の朝から右目・右耳に違和感を感じていたんですが、今日になってよくよく鏡とにらめっこをしたところ、何と顔の右側が顔の左側に比べて殆ど動かなくなっていることに気づきました。

さすがに少し心配になったので、インターネットでちょろっと調べたところ、末梢神経障害による顔面神経麻痺の症状に合致。早速会社近くの神経内科を探したのですが、何と殆どの病院が今日まで休診。仕方がないので、夕方6時半までやっている本社オフィスに近い代々木の病院に。

診察の結果は予想通り。ウイルスで神経が摩耗しているとのこと。ステロイドとビタミン剤、(ステロイドは胃が荒れるので)胃腸薬が処方されました。

さらに、お茶の水にMRIのための病院があるので、念のためそこで頭部MRIを取ることを勧められました。夜8時までやっているとのことで、そのままお茶の水に直行。

頭部だったので着替えはなく、金属類だけ外してMRIへ。あの狭い空間の中で、耳栓をして約20分間じっと我慢。急きょこういう状況になってしまい、何だか心の準備ができずに20分間ビクビクと目を閉じてました。

明日再度代々木の病院で、MRIの結果を見てもらうことになってます。まぁ心配ないとは思いますが…。

2009年8月6日木曜日

なぜこのタイミングで「原爆症訴訟 全員救済」なのか?

原爆症訴訟の原告が全員救済されるとの発表が、広島の原爆記念日の今日行われるそうですね。

もちろん喜ぶべきことだと思うのですが、なぜこのタイミングなんでしょうか?しかも舛添さんがわざわざ「総理の決断だ」と、やや不自然とも取れるアピール。

これは絶対に選挙対策ですよね。もう遅過ぎる判断なのに、さも凄いことのようにアピールして、総理や与党の点数を稼ごうとは、何とも嫌らしいやり方です。

2009年8月2日日曜日

考え・書き・話す3つの魔法 野口 吉昭 著

コンサルタントの「質問力」』の著者である野口さんの本を書店で見つけたので、買ってみました。



タイトルがこの本の全てを語っていると言っても過言ではないでしょう。著者は、「3つ並べる」ことの重要性と効果について、具体例を挙げながらひたすら述べています。途中、ロジックツリーについても触れられていますが、あくまでポイントは「3つに分類する」こと。非常に明快でわかりやすい一方で具体例も豊富で、読んでいて飽きることはありませんでした。

ただ、なぜ3つが重要なのか?ということにはあまり触れられていないように思われました。何故だか3つだと上手くいく、という話なのかもしれませんけどね。「三位一体」なんていう言葉も出てきますが、「3つ」が重要なのには理由も何もなく、もともと世の中がそうなるように作られているのかも…。(^ ^;;)

マイクロソフトでは出会えなかった天職 僕はこうして社会起業家になった ジョン・ウッド著

別にこんなタイトルの本を読んだからと言って、辞めようと思っている訳ではないですよ。(^ ^;;)



本書はケロッグ経営大学院でMBAを取得後、数年の銀行勤務を経て1991年にマイクロソフトに入社して、30代前半で国際部門の要職に就くという華々しいキャリアを築いてきた著者が、会社を辞めてゼロから発展途上国の教育を支援するNPOを立ち上げ、各国に沢山の学校や図書館を作るまでの過程について記したものです。途上国の子供たちとの心温まるエピソードや、スティーブ・バルマーのリーダーシップに関する話、「寄付」に対する考え方など、本当に内容が詰まっています。著者・翻訳者の文章力も高く、単なる読み物としても決して読み手を飽きさせません。

特に、途上国の少年と著者の間にできた信頼関係、著者がプライベートで出場したマラソン大会の記録をバルマーが覚えていたという「双方向」の忠誠心、ボストンでのチャリティーイベントでの教育関係者の冷めた対応に対する著者の考えなど、小説やビジネス書ではなかなか出会えない「学び」を得られた1冊でした。マイクロソフトに関係の無い方も含めて、ぜひ一度お読みになることをお勧めします。

2009年7月26日日曜日

リクルート「創刊男」の大ヒット発想術 くらたまなぶ著

今回の本は、リクルートに20年勤めて14の新しいメディアの創刊に携わったという倉田学さんの本です。



後から知ったのですが、何でもこの本のもともとのタイトルは『MBAコースでは教えない「創刊男」の仕事術』とのこと。非常に面白い本ですが、「MBAコースでは教えない」というのはちょっと嘘っぽいかも。倉田さんが本能的に実施した、地道なアンケート調査に基づいたモノ作りというのは、所謂「マーケティングエンジニアリング」ってところでしょうか。まぁMBAの授業では既に数字が存在するところからのスタートであるのに対して、倉田さんのスゴイところは全て自分の足で稼いできたデータであるという点ですけどね。

アイデア作りという意味では、これだけいろいろなアイデアを次から次へと出してきた人でさえも、もがき苦しんできているという事実を知れたのは良かったかもしれません。この本の裏表紙には「目からウロコの究極の仕事術を全面公開。市場ニーズをつかみ、次々とヒットを飛ばす秘訣とは?」と書いてあるんですが…そんな「秘訣」は存在しないというのが、本書の結論でしょうか。強いて言えば、藁をもつかみ、寝ないで頑張ってようやくスタートライン、という感じでしょうか…。(^ ^;;)

でも、倉田さんの仕事への情熱には、本当に頭が下がる思いです。仕事術とか何とか言う前に、倉田さん位の情熱を持って仕事に取り組むことが重要ですね。

2009年7月18日土曜日

裁判員制度と暴力団

暴力団関係者を裁く裁判では、裁判員を呼ばないということになるらしいですね。

恨まれて仕返しされるのを防ぐということのようですが…。

しかし、暴力団に関係していなくても、被告人が有罪判決を下した裁判員を恨んで仕返しをするなんて、容易にあり得ることじゃないでしょうか。

そもそも、被告人や被害者、裁判員のプライバシーなんて、全く守られるようになってないんじゃないかなぁ。誰が言い出したんだか知らないけど、こんな制度、本当にうまく行くのでしょうか???

殺人罪の時効撤廃の賛否

殺人罪の時効が撤廃される方向での議論が進んでいるようですね。

誰もが賛成と思いきや、弁護士さんたちは反対だとか。その理由は「冤罪を増やしかねない」とのこと。

理由は、時効になる頃には有罪を覆すだけの証拠を入手するのが難しくなるからということらしいです。何だか変な理屈ですね。逆に言えば、時効になる頃には有罪にするだけの証拠を得るのも難しいということにもなると思うんですが…。

確かに、罪を犯していない人を有罪にすることと、罪を犯した人を無罪にすることは、まぁどちらが大事ということを決めるのは難しいでしょう。

でも、時効になる頃に検察が掴んだ証拠で冤罪を招くというのは、ちょっと考えにくいような…。事件から長期間が経過しているってことは、それだけ捜査が進んでるということで、より冤罪の確率は低くなっているように思うのですが…。

まぁそういう意味では、冤罪でもそうでなくても、弁護するのが難しくなるのは確かですね。負けるのがわかっている裁判の弁護なんてやりたくないってことでしょうかねぇ!?

2009年7月15日水曜日

マイクロソフト戦記―世界標準の作られ方 トム佐藤 著

今日ははこんな本を読んでみました。

この本を読んで、「最も働きがいのある会社」と言われているマイクロソフトのイメージや、天才で資産家で慈善家というビル・ゲイツのイメージがかなり変わりました。1980年代のマイクロソフトは、かなり恐ろしいところだったようですね。ビル・ゲイツも常に怒り狂ってる恐ろしい人物、という感じで描かれています。一応BASICやMS-DOSを作っていたころからマイクロソフトという会社は知っていましたが、それらを取り巻く大きな動きが、本書を読んでとてもよく理解できました。前半はあのMSXの栄枯盛衰が描かれ、後半はWindowsがデファクトスタンダードになるまでの道のりが、OS/2をマイクロソフトと共同開発したIBMとの関わり等も交えながら描かれています。もう30年近く前の話ですが、かなり詳細に書かれていて、臨場感たっぷりという感じです。また、実はPCやWindowsの発展には日本の市場が大きく貢献していたということが、本書を読むとよくわかります。本書によると、マイクロソフトのR&D拠点は、かつてはアメリカと日本にしか無かったとのことです。

一方、1990年近くには、OS/2の販売終了やあまりの開発量の多さに燃え尽きた多くの社員が辞めていったとのこと。現在では勤続20年以上という人は数える程なので、会社の文化もこの本の内容と現状はかなり異なるのではないかと…思いたいです。(^ ^;;)

2009年7月12日日曜日

600万人の女性に支持されるクックパッドというビジネス 上阪 徹 著

今回ご紹介するのは、女性なら誰でも知っていると言われており、パソコンをめったに触らない私の妻でさえも使っているクックパッドについて書かれた本です。

この本は、クックパッドの佐野社長が、如何に起業を志すようになり、なぜクックパッドを始めたのかから始まり、なぜクックパッドはこれ程までに普及したかについて、経営者や社内の状況、サービスの変遷とそれに対する反響を踏まえながら、「ここまでバラしてしまっていいんだろうか?」と感じるくらい詳細に述べています。佐野社長のユーザーに対するきめ細かな心配りと、それを実現するための技術的なこだわり。明確なビジョンを持ち、それに反することであれば、いくらお金になることでも絶対にやらないという強い意志。サービス開始当初はずっと赤字だったというクックパッドは、この本に書かれている多大なる努力の末、なるべくしてこれだけメジャーなサイトになったのだということを、この本を読むことによって痛感しました。

私自身、これまでのB2B (というかグループ会社相手) のビジネス領域からコンシューマー向けのビジネス領域に飛び込んできており、この本に書かれているようなことには、共感できるところも多くありました。コンシューマービジネスっていうのは、本当にちょっとしたことで結果に大きな差が出るところなんだということを、この本を読んで再認識。もっといろいろ考えなきゃいけないんだなぁ…と痛感させられた一冊でした。

私はこうして受付からCEOになった カーリー・フィオリーナ著

HPの女性社長として有名だったあのカーリー・フィオリーナの本をたまたま本屋で見つけて、即買ってみました。



この本ではカーリーの生まれから成長、AT&Tでの破竹のプロモーション、ルーセントでの成功、そしてHPでの改革について、カーリーの行ってきた判断とその背景などが深く述べられています。文才もあるのか、小説を読むように楽しめる一冊です。また、原文のタイトル”Tough Choices”が示している通り、経営判断を含む様々なディシジョンメイキングを彼女がどのようにおこなってきたかが事細かにかかれており、自己啓発本とも言える内容です。

自分が正しいと思うことを実直に続けてきたことによって、見事に成功する。HPにヘッドハンティングされる前までの部分は、読んでいても気持ちが良いです。一方、HPとCompaqの合併以降は、いわゆる社内政治と、女性社長に対する偏見に大きな影響を受けた株安によって、CEOから更迭されてしまうという、何とも言えないキャリアの終焉を彼女は迎えています。ノンフィクションということもあり、あまり細かなやり取り等がわからないのが残念ですが、いずれにしても彼女は本当にドラマティックなキャリア・人生を送っています。

ちなみに、彼女が卒業したメリーランド大学のビジネススクールは、私も行きたかったところの一つだったんですよ。一応合格もしましたものの、悩んだ末最終的には別のところに行きましたが…。(^ ^;;)

2009年7月9日木曜日

社員総会@JCBホール

昨日は社員総会。年度の開始が7月1日で、昨年度の振り返りや今年度の方針、さらには環境問題や男女平等などについて、全社員が集まる中盛大に行われました。経済の悪化の影響をそれなりに受けた昨年度に対して、「経営責任を明確にしていない」との声もあるようでしたが、私には結果を真摯に受け止めているように見えました。まぁこれまでの私の居た環境が温過ぎたということもありますが・・・。(^ ^;;)

さらに、樋口社長や我が部門のGMを中心にDeep Purpleの「演奏」が披露され、個人的には刺激的な社員総会でした。また、お弁当や飲み物が無料で提供され、かつノベルティが大売出しされ、「社員のモチベーション向上にこれ程力を入れるのか」という感じ。この辺は、未だに終身雇用が前提の日本企業とは、大きく違いますね。

2009年7月2日木曜日

マーラー「千人の交響曲」と皇太子殿下

今日はいよいよ「千人の交響曲」の本番。仕事では、午前中のミーティングで、抱えていた課題のうちの一つをクリアするつもりが、さらに大きな課題?を抱えることになりながらも、半ば現実逃避でゲネプロに合流。それでもギリギリ。

昨日のお説教(?)が効いたのか、今日のコーラスはまずまず。ステージの一番後ろで声が飛ばずに苦しんでいたソリストも、子供たちのコーラス隊の前に出て声が遠くまで届き、かなりいい感じ。

一方、外は何やら警備がもの凄いことになっていて、開場時間には何と入口に金属探知機まで設置されてました…。「VIPが来る」という話は聞いていましたが、ここまでしなきゃいけないVIPって一体誰?という感じ。

本番直前に、なんとVIPというのは皇太子殿下と各国の大使という話を楽団事務局の中塚さんが公表。なるほどそりゃ警備も厳しくなるわねー。本当は雅子さまもいらっしゃる予定だったらしいのですが、残念ながら皇室からは皇太子殿下おひとりだけ。

いよいよ本番。事前に「VIPはステージ向って右側」という話は聞いていましたが、マエストロ飯森が礼をしたこともあり、開場の全員が皇太子殿下の存在に気づき、拍手でお迎え。

なんてこともありながら、いつもの本番と同じような緊張感で演奏開始。コーラスの第一声は、まさに会心の一撃という感じ。ゲネプロで頑張りすぎて走っていたところも、本番は何とかクリア。あとは、オーケストラで何度かヒヤヒヤする所があったものの、あれよあれよという間にフィナーレ。お客さんの反応もまずまずでした。

コーラスの出来は、これまでを通しても一番良かったのではないでしょうか。オケの失敗はちょっと…という感じでしたが…。まぁ200人近い編成で、かなりの部分がエキストラ(今回だけのメンバー)だったので、なかなか難しいところはあるのかと思いますが…。(^ ^;;)

長いようで短かった約2か月の練習も、これで終了。コーラスにも今回だけの「特別団員」の方が数十人いたのですが、その人たちとはこれで最後と思うと、寂しい限りです。これだけの大曲かつ難曲に、まさに苦楽を共にして取り組んだ仲間ですから…。

とは言え、来週の金曜からはもう次の練習、そして来月15日はベートーベン第九の本番@神奈川県立音楽堂。寂しがっている時間はあまり無さそうです…。

遅ればせながらオケ合わせ二日目

オケ合わせ二日目は、発声練習には間に合わなかったものの、ギリギリ音出しに間に合いました。当日のゲネプロは全曲を通せない(時間がない+曲が曲だけに本番前にバテる)ので、途中あまり止まらずに練習。全曲と言っても、前半と後半の2部構成で間の休みが1回だけ。それなのに1時間半以上、かつ大部分でコーラスが歌いっぱなし。いやぁ、本当にこんな曲に取り組める機会はなかなかありません。その分大変ですが…。(^ ^;;)

上手くやろうとしすぎるのか、オケの大音量にこの日のコーラスは完全に負けてました…。マエストロ飯森もキレ気味。合唱指導の安藤先生もオケ合わせ後のダメ出しで激怒(?)。百戦錬磨の(?)東響コーラスも、さすがに今回はピンチ?私自身この曲は2回目、コーラスとしても数回経験しているのですが、今回は周囲の要求レベルもかなり高い気がします。ここはそれだけコーラスが成長していると考えましょう。

とは言え、仕事も課題を沢山抱えているのに、本番当日はゲネプロ間に合うだろうか…というのが、実は私の一番の不安でした。

2009年6月29日月曜日

オケ合わせ一日目

いよいよ東響コーラスでの「千人の交響曲」本番が明後日に迫り、昨日はマエストロ飯森による練習、そして今日は本番の会場でもあるミューザ川崎でオケ合わせでした。

仕事のミーティングが長引いてしまい、30分程遅れてのオケ合わせ参加。遅れたといっても到着したのは7時15分。仕事を終えて川崎でこの時間というのは結構早い方だと思ったのですが、既に他のメンバは殆ど到着していた様子。いつものことながら、みんな仕事は大丈夫なんだろうか…!?

広いステージにびっしりと並ぶオケのメンバーに加え、豪華なソリストの面々や少年少女合唱団も加わり、ステージ上はもう大変。さすがのマエストロ飯森も、これだけのスケールの音楽をまとめるのにちょっと苦労していた様子。とは言え、そこは天才な上に百戦錬磨の経験もあるお方。本番までに見事にまとめ上げてくれることでしょう。

それにしても、少年少女合唱団のメンバーは、学校を終えて揃いのTシャツに着替えてここに来ている訳で、本当に頭が下がります。しかも上手い。実際世界に通用するレベルですからね…。(^ ^;;)

ところで、マエストロ飯森監修の本が出ました。私は直筆サイン入りでゲット。中をパラパラとめくると、あの「トリビアの泉」でも取り上げられた、演奏中に指揮者が倒れる曲を演奏しているシーンが写真で収められていました。しかもこの本によると、演奏後担架で運び出されるところまでリアルに「演じた」らしいです。いやいや何とも、という感じですね…。(^ ^;;)

この本、アマゾンでも販売しているようなので、ご興味のある方はどうぞ。マエストロによると、音楽好きだけでなく、経営に関わっているような方や子育てに追われる主婦の方々にもお勧めできるとのことです。

2009年6月20日土曜日

スティーブ・ジョブズが肝臓移植

Wall Street Journalによると、1月から病気休暇 (Medical Leave) に入っていたスティーブ・ジョブズが肝臓移植を受けていたらしいです。

ちょうど今、日本でも脳死移植についての議論が活発ですが、スティーブ・ジョブズのような有名人がさらっと移植手術を受けてしまうところは、さすがアメリカ、という感じです。

まぁ党議拘束がそもそも存在しない等の政治構造の違いや、行政事件の判例も司法に含むと考えられている英米法(コモンロー)と、そうでない大陸法の違いも背景にあるとは思いますが、日本人は性悪主義的な考えを持つ人(政治家)が多いように個人的には思います。最悪のケースを想定して法律を作ろうとするから、なかなか法律ができない。既に移植ができないということでたくさんの人が亡くなっているというのに、首相でさえ「時期尚早」などという曖昧な理由で反対しています。年中与党と野党で重箱の隅をつつき合っているからでしょうか・・・。

いずれにしても、今の国会の議論が曖昧な形で終わるようなことはないようにして欲しいものです。

ベルリン・フィルの日本人コンサートマスター

ベルリン・フィルの第1コンサートマスターに、30歳の日本人、樫本大進さんが内定したらしいですね。いやぁめでたい。同じ日本人として尊敬します。

2009年6月16日火曜日

ということでやっぱりBloggerに・・・

Spacesに移行しようと思っていましたが、とりあえず何かきっかけができるまではこのままいくことにしました。更新頻度が落ちてしまっている一方で、以前の記事までなくなるというのはちょっと寂しいですから・・・。でも近日中に更新頻度を上げる予定ですよ!

最近ブログ書く時間がない・・・

平日は仕事、休日は家族サービス+東響コーラスの練習で、最近ブログを書く時間が全くありません。書きたいことは結構あるんですが…。

というこの書き込みも、実はWindows Live WriterでBloggerに書き込む単なるテスト。Windows LiveにカスタムブログとしてBloggerを登録したので、Windows Live経由で更新内容が公開されるハズ。

それにしてもこのWindows Live Writer、プレビューもすぐできてなかなか良いです。何しろこれまではHTMLをそのまま書いていたので・・・。(^ ^;;)

2009年6月8日月曜日

BloggerとSpaces

私はこれまでgooブログ、Bloggerと使ってきたんですが、やっぱりSpacesかな、と最近思ってます。(笑)

でも、既に現在Bloggerでアクセス数が3400まで上がっているので、いきなり変えるのもどうかな・・・悩ましいところです。

しばらくは両方で様子を見ます。

2009年6月7日日曜日

娘と幼稚園

昨日は娘の幼稚園の「お父さんと遊ぶ会」というイベント。朝8時半から、幼稚園の子供たちとその父親(または母親)が遊ぶというものです。

普段はバスで通園している子供たちも、今日は親と徒歩で幼稚園へ。私も娘と雨の中歩いて、30分程で到着。晴れていたら外の予定でしたが、建物の中の小さな講堂に変更。

そうこうしているうちにすぐに予定の時間(8時半)になって、早速イベント開始。先生方の説明に従って、親子でいろいろな遊びをしました。熱心な先生方に、親も子供と一緒になって汗をかきながら遊びました。とは言え、いつもと違う雰囲気で戸惑ったのか、うちの娘のノリはイマイチ。終りの方では「もう帰る」と言い出してしまう程でした…。子供心というのもなかなか難しいですね。

また雨の仲30分かけて10時には自宅に到着。仕事の疲れもあって、その後は娘と昼過ぎまで寝てました…。

2009年6月5日金曜日

疲れか揉み返しか!?

最近仕事がかなり忙しいんですが、そんな中、昨日は時間を見つけて社内のマッサージに行ってみました。(ちなみに、うちの会社では月1回このマッサージが無料で利用できます)

約40分。まぁ気分転換にはなりました。

で、今日。何だか腰が痛い。

これは疲れか?それとも揉み返しか!?



とりあえずキューピーコーワ飲みました…。(^ ^;;)

2009年5月31日日曜日

パソコンやっと直った

1か月程前から突然画面が何も映らなくなった自宅のデスクトップパソコン。結局マザーボード交換もダメ、CPU換装もダメ。最後にメモリも交換したら、ようやく直りました。原因はここだったか…。計2万円弱。orz

中身を殆ど交換する羽目になりましたが、現行機種並みにはなったので、良かったことにします…。

いつもご覧になって頂きありがとうございます

マーラー「千人の交響曲」のオーディションを一週間後に控え、この週末は金、土、日と三日続けて東響コーラスの練習。音の組み合わせや流れだけで感動するこんな曲を書いたマーラーという人は、本当に凄いなぁと思うと同時に、本当に演奏するのが難しい曲だなぁとたびたび痛感。

それはともかく(?)、練習の休憩時間に、今回のコンサートだけ参加する特別団員のある方から、「ブログ見て特別団員に応募しました」というお言葉を頂きました。ちょっと恥ずかしくもありますが、とても嬉しいことですね。これからもよろしくお願いします!

感謝するということ ノエル・C. ネルソン, ジェニーン・レメーア カラバ著

久しぶりの更新になってしまいました。
早速ですが、今回紹介する本は、私がこれまで読んだ本の中でも特に皆さんにおススメしたい一冊です。



感謝することは幸運を引き寄せる、というのが本書の主題。感謝は波動であり、その波動があらゆるモノやヒトに影響し、回りまわって自分のところに幸運を呼び寄せる、ということを著者は主張しています。前に読んだ"The Secret"で出てきた「引き寄せの法則」(The law of atraction)と全く同じことですね。また、モノやヒトが「波動」を出したり理解したりするということは、「シンクロニシティ」でも実例と共に触れられていました。植物でさえ、感謝の言葉をかけながら育てると、かけられないで育てられる植物よりもよく育つというのは、いろいろな実験でも検証されています。人の感謝が他の人に及ぼす「波動」は、植物に対するそれよりも遥かに効果があるのは明らかでしょう。

さらに本書では、自分の願望を実現するために「感謝すること」を応用する方法について述べられています。どうすると願望を実現できるような感謝の波動を放つことができるかについて、以下の5つのステップに沿って、具体例が示されます。

ステップ1 実現したい願望を選ぶ
ステップ2 願望が実現した時の感情を自覚する
ステップ3 矛盾する思考や思い込みを消し去る
ステップ4 感謝の波動を放つ
ステップ5 感謝を働かせる

続いて、恋愛、仕事、子育て等について、感謝することにより成功を「引き寄せる」方法が述べられます。何においても「感謝すること」が大切なんだなぁということを強く感じさせられます。

「感謝する」ということが良いことだとわかっていても、日常生活ではなかなか「感謝する」ということを実践できないのは、私だけではないのではないでしょうか。特に最近の日本人は、欧米人に比べると感謝することが少なくなっているような気がします。例えば、アメリカではボストンのような都会でも、路線バスから降りるときには運転手に"Thank you"と声をかける人は多いですが、日本ではあまり見られないですよね。(もしかすると地方によっては言うところもあるのかもしれませんが…)先進国の中でも自殺者が圧倒的に多い日本には、もっと「感謝する」ということを習慣化することが必要なのかもしれません。なんて偉そうなことを言う前に、自分が実践するのが先ですけどね…。(^ ^;;)

2009年5月18日月曜日

マーラー千人の本番が待ち遠しい

昨晩は久しぶりに東響コーラスの練習。気づいてみれば7月1日のマーラー「千人の交響曲」まであと1ヵ月半、出演オーディションまであと半月となりました。

今回の練習はこの曲の中でも一番派手なところ。あっという間に疲れたので喉を温存して(?)歌っていると、後ろから物凄くいい声が。振り返ると、以前団員でパートリーダもやってたNさんが特別団員として来ている!このお方は、パートリーダだった頃のある演奏会で、プロのテノールがドタキャンした時に代理を見事に務めたというツワモノという噂。いやぁこんな人がいるコーラスで歌えるとは。(^o^)

そんなコーラスのメンバももちろんですが、やはり日本でも屈指のソリストや少年少女合唱、オーケストラそしてオルガン奏者と(コーラスのイチ団員にしか過ぎませんが・・・)競演できるとは。本番が待ち遠しいです(でもオーディションはあまり待ち遠しくない・・・)。

2009年5月16日土曜日

安いPentiumデュアルコアにしました。

クアッドコアとかもありますが、お金も無いので今一番お買い得と思われるPentiumデュアルコア買いました。マザーボード約5,000円+CPU約7,000円。これで直ってちょうだい!!

マザーボード交換したけどダメだった・・・

あとはCPUかメモリだなぁ・・・。

CPUの電源コネクタを指した状態だと数十秒後に電源が落ちる一方で、挿さないと電源は落ちないので、これはCPUか!?

根拠としては微妙ですが、とりあえずCPUも交換の方向で検討します。(^ ^;;)


なんだか最近いろんなものが壊れるなぁ・・・。

2009年5月15日金曜日

LET'S NOTEの音の件

先日書いたLET'S NOTEでWindows7を動かしたときに音が出ない件ですが、ヘッドフォンを繋いだらそこには音が出ました。スピーカーが故障したのかなぁ…。

マザーボード故障?

実は先日PLCの調子が悪くなったのと同じタイミングで、自作デスクトップPCが動かなくなってしまってました。ファンは回るけど画面が出ないという状況。過電流か何かがかかったのでしょうか。

仕方が無いので新しいマザーボードを注文。最近はCorei7なんかも出てますが、とりあえず今のCPUを生かすか、CPUを交換するにしてもせいぜいクアッドコアかなということで、LGA775のものを買いました。

会社から支給されているノートPC(ちなみにこれはDELLのLATITUDE E4200。なんとSSD128GBかつ総重量0.99kg。軽いので家にも毎日持ち帰って使ってます。)と3年前に買ったLet's Noteがあるのですが、デスクトップPCにはBlueRayディスクとかも乗せてたので…(と言っても一度もBlueRay使ったこと無い…)。

携帯2度目の水没

昨年11月に携帯を水没させ、交換サービスで五千円払って新しいものに交換してもらっていたのですが、娘の世話をしている間にまたもや携帯が水没。1年間に2回まで使えるという交換サービスをまた使うことに…。

新しい携帯が来るまで代替のものを借りているのですが、なんと防水。交換サービスで交換してもらうより、1回目の水没の時点で防水の携帯に買い換えておけば良かった・・・。

とりあえず「バリュープラン」の支払いがあと1年あるので、それが過ぎたら次こそは防水の携帯買いますよ!

休みなのに忙しい・・・

昨日の木曜は、休暇を取って一日娘の相手をしてました。

朝食作って娘に食べさせ、さらに着替えさせて幼稚園のバスに乗せ、持ち帰っていた今日の朝までの仕事を済ませた後、幼稚園まで徒歩で娘を迎えに行き、近所のモスバーガーで昼食を済ませて帰宅。仕事のメールを2,3出した後、まだ入院中の妻と息子に会いに徒歩で産婦人科に。さらにその後、壊れた携帯の修理のためにドコモショップに行き、さらに銀行で産科に支払うお金を引き落とし、帰宅後夕食の準備。夕食後は風呂を沸かして風呂に入り、娘を寝かしつけつつ私も就寝。そして今朝は3時に起きて、昨日読めていなかった仕事のメールや新聞などにようやく目を通しつつ、洗濯機を回してます・・・。

明日は妻が退院。とは言えまだまだしばらくあまり動けないので、どうなることやらって感じです・・・。(^ ^;;)

2009年5月13日水曜日

いよいよ忙しくなってきた( ̄〜 ̄;)

ここへ来ていよいよ仕事が忙しくなってきました。かなり面白い仕事ではあるのですが…。

まあこの不景気に仕事があるというだけでも、喜ぶべき事かもしれませんね…。(^o^;

2009年5月11日月曜日

代田橋は各駅停車しか停まらない

オフィスを急いで出たのに、代田橋駅で目の前を三回電車が通り過ぎていきました。特急の停まる隣の駅までものの数百メートルしかないんですが…。(;´∩`)

GW後初出勤!?

先週木曜、金曜は研修で新宿のオフィスだったので、今日はなんだかまだGW明けのような気分。

しかし月曜の朝から(自宅でテストしていた)ゲーム機を持って通勤というのもおかしな感じです…。( ̄〜 ̄;)

娘とふたり

一昨日から自宅は娘と私の二人だけ。食事や洗濯はなんてかなりましたが、夜はやはり母親がいなくて淋しかったのか、二回ほどシーツを変える必要がありました。

まぁ私は娘と一緒に夜九時には寝ていたので、睡眠時間は十分ですが…(^o^;

2009年5月9日土曜日

生まれました2

個人が特定できない程度の写真をアップしちゃいます。

無事生まれました!

男の子でした。おかげさまで母子共に健康です。

2009年5月8日金曜日

New Employee Orientation2日目

今日はNEOの二日目。CompensationやPromotion、Procurement、Business Travelなど、昨日より具体的な話でした。Business Travelはこの不景気のお陰でかなり厳しい条件になってしまっています…。仕事で強制的にビジネスクラスを選択させられたITバブルの時代が懐かしい。(^ ^;;)

今日特に面白かったのはWindows LIVEの話。要はMS社員なんだからMS製品をもっと使ってフィードバックしろということ。これまでは時代の潮流に飲まれてGoogle派だったのですが、Googleのブログで「コメントの書き方がよくわからない」という意見ももらっていたので、これを機会にMSのサービスに乗り換えようと思ったら…やっぱりGoogleと比べるとまだまだですね…まぁユーザからのフィードバックの量を考えるとこの差は当然かもしれませんが…。Windows開発で培った技術があるのに、十分ユーザの潜在的な望みに答えられてないところが多いです。

とりあえず一気に乗り換えるのはやめて、徐々に乗り換えつつ社内にフィードバックしていきたいと思います…。(^ ^;;)

Windows7 RCはBetaより速い

Windows7 RCですが、一部英語だった部分が完全に日本語化されていること以外はBeta版とあまり違いはないと思いきや、私のPCではWindowsエクスペリエンスインデックスが0.1だけ改善してました。まぁそれでも2.0ですが…。

2009年5月7日木曜日

いよいよ明後日Birthday

いよいよ明後日、妻が二人目の子供を出産予定です。逆子で帝王切開が一番安全ということで、既に生まれる日が決まっています。しかも一人目と同じ日。毎年Birthdayケーキを二つ同時に用意しなくちゃ!?

何より母子共に健康であって欲しいです。

ちなみに性別はまだ聞いておらず、双方の場合に対応した名前を決めてあります。苦労しました…。(^ ^;;)

New Employee Orientation1日目

既に入社から1か月が経過していますが、3月・4月に中途採用で入社した人たちのオリエンテーションが今日と明日の2日間で行われています。
#おかげさまで、同僚に「もう必要ないんじゃない?」といった冗談が出るくらいに職場に慣れました。(^ ^;;)

第1日目の今日は、会社の歴史やバリュー、ミッションと言った、ともすれば眠くなるような話題ばかりでしたが、さすがそこはアメリカの会社。事例を元に具体的にチームでディスカッションをする場が、それぞれのセッションで必ず設けられていました。大手外資ITベンダ出身でシニアなポジションに転職してきた方々や、某大手DBベンダから来たサポートエンジニアの方、某米PCベンダから来たインド系の方、本社から異動になったアメリカ人などもいる中、普段なかなかできない面白い議論ができました。

さらに会社のロゴ入りマグカップや箸、ストラップなども貰い、得した気分の一日。明日の続きが楽しみです。

やっぱり音が出ない@Panasonic Let's Note

Windows7RCをインストールしましたが、やっぱり音出ません…。誰が対処方法ご存知の方いませんか!?

2009年5月5日火曜日

Windows7betaで音がでない@Panasonic Let's Note

以前書いた通り、Windows7betaを使い始めているんですが、2年前に買ったPanasonicのLet's Note CF-W5で、音が全く出ない問題を抱えてます。

自動的にドライバはインストールされてるみたいで、見た目上は問題ないのですが、何故か音がでません。

Release Candidateが近く出るので、それを入れれば出るようになると期待したいですが、どうでしょう・・・。

久しぶりのGW

今年は数年ぶりに何も予定がないGWとなりました。3年前は留学準備(受験勉強…)、2年前は留学中、1年前は帰国準備(というかそもそもアメリカにはGWが無い…)ということで、あまり余裕がありませんでしたが、今年はなんと何の予定も無い5連休。
#以前は振替休日は祝日の翌日にしか無かったような気がしますが、最近は連休の翌日になるんですね。知りませんでした。

土曜は朝から通院。ここ最近ずっと「調子が良い」と伝えているんですが、今回も「じゃあ前回と同じだけ薬出しておきましょう」という回答。実際薬が切れるとかなり辛くなるので仕方が無いですけど…なかなか進展が無いです…。

午後はついつい昼寝。それにしても、この連休はたくさん昼寝をしてしまいました。薬の副作用とはいえ、なるべく生活のリズムを崩さないようにしなくてはならないのですが…まぁ夜も眠れているので大丈夫ということにしましょう!?

日曜、月曜は共に近所のサティに家族で買い物。連休はお客さんが少なくなると見越してか、日曜は子供向けのバルーンハウス、月曜は縁日と、お客さん集めのイベントが催されてました。娘はこれで十分満足。お金のかからない連休となってます。

火曜日の今日は、妻が友人と食事に出かけるということで、午前中は娘の自転車遊び。マンションの周りを2、3週したところで雨が降ってきたので、今は家に戻ってディズニーのDVDを見ています。一応「英語字幕なし」で見てますが、娘は日本語でもそれ程聞ける訳ではないと思うので、気休め程度でしょうか…。これを見終わったら、スパゲティを作って食べる予定。

こんな感じで、私はのんびりとした連休を過ごしていますが、アメリカの会社だけあって、仕事のメールはいつものように飛び交っており、また持ち帰ったテスト機を家でいろいろいじらなくてはならないという宿題(?)も出てます。読みたい本も20冊程溜まっているのですが、まぁ10冊程度を目標にのんびりやります。(^ ^;;)

心のなかの幸福のバケツ ドナルド・O・クリフトン, トム・ラス 著

今回は、先日の「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の著者の一人であるドナルド・クリフトンと、その孫のトム・ラスによるこの本です。



この本では、心の中の「幸福」を「水の満たされたバケツ」に例えています。つまり、自分がイライラしたり後悔したりすると、自分のバケツから水をくみ出すことになり、逆に前向きに物事を考えると、水を汲むことになるということ。また、落ち込んだりすることで、自分の仕事の能率が下がるだけでなく、周りの人のバケツから水をくみ出す、つまり周囲は自分の発するネガティブな感情を敏感に感じ取り、感染することもあり得えて、たった一人や二人のせいで、職場全体が感染することもあるとのこと。確かに、過去の職場でリーダが常にイライラしていて、メンバにもそのイライラがストレスとして現れていたことがありました。ネガティブ思考は良いものを全く生まない一方で伝染力が強いので、注意が必要ですね。

本書によると、ポジティブな言動とネガティブな言動には、5:1という魔法の比率があるとのこと。例えば夫婦の間で、ネガティブな言動1回に対してポジティブな言動が5回あれば、結婚生活は長続きする可能性が高いということです。ではポジティブ過ぎるとどうなるかと言うと、一応上限もある模様。「フレデリクソンとロサダの計量モデル」では、ポジティブの比率が13倍を超えると能率が落ちると主張されているようです。でも現在の会社や学校では、圧倒的にポジティブな面が不足しているので、ポジティブであり過ぎることを心配する必要はない、というのが著者の主張。これはその通りでしょうね。

また、人のバケツに水を注ぐ方法として、思いがけない贈り物をすることが本書では勧められています。贈り物をもらうだけでも良いのですが、驚きの要素が加わるとバケツにたまる水がほんの少し多くなるとのこと。私は人への贈り物を考えることが苦手ですが、今後機会があればやってみたいと思います。(^ ^;;)

2009年5月4日月曜日

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす マーカス バッキンガム, ドナルド・O. クリフトン 著

この本には、オンラインの自分の強み診断を利用できるキーコードが着いています。ちょっと得した気分になるのは私だけ?(^ ^;;)



診断の結果、私の強みは以下の5つと出ました。
1.最上志向
2.収集心
3.適応性
4.達成欲
5.責任感
詳細ははてなにある私のプロフィールにありますが、かなり当たっているようです。

本書で著者は、弱みとうまく折り合いをつけて、強みを解き放ちより鋭いものにすべきと主張しています。先日の「決定版 仕事は楽しいかね? 会社の宝になる方法」でもありましたが、弱みを減らしてジェネラリストになるよりも、他の人とは違う自分の強みを磨くことで、自分しかできないことができるようになるってことですね。

一方で、マネージャは個性を重要視すべきとのこと。マネージャたるものはあらゆる状況で従業員一人一人に適した対応を取れなければならない、と著者は主張しています。でもそのためには、まず一人一人の強みを知る必要があり、弱みを無くして誰でもある程度同じレベルの仕事ができることを目指す一般的な職場のマネージャと比べると、かなり大変。まぁでも今がそういう時代になっていることは、認めなくてはならないでしょうね。

2009年5月3日日曜日

決定版 仕事は楽しいかね? 会社の宝になる方法 デイル ドーテン 著

さらに続けてシリーズ第3冊目です。



本書は前作までと違い、ビジネスの天才マックス・エルモアと甥、そのフィアンセの会話という設定で書かれています。ただ、内容は前作からさらに上級レベル(?)に発展したものになっていて、「会社の宝」と呼ぶべき人物とはどういう資質を持っているのかということについて述べられています。

まず、「会社の宝」というのは、あらゆる機会を捉えて人とは違う存在になろうとする人材とのこと。非常識とも思われる行動を通して論理の逆を突き、従来の論理とは異なる飛躍した論理で解決法を見出すことが重要と述べられれています。

これは日本人にとってはかなり違和感のある考え方なのではないでしょうか。典型的な日本企業では、まず現場の仕事を覚え、次にジョブローテーションで会社内の一通りの仕事を覚えて、そこで培った経験で勝負するという形が多いですよね。人とは違う意見を持つ人は、どちらかというと脇に追いやられるケースが多いような気がします。でも、同じ業種のあらゆる会社がある程度のレベルの仕事をする現在、会社が成長するためにはそういう積み重ねでは遅いのではないでしょうか。新たな考えは良いものであればどんどん取り入れ、他社よりも一刻も早く成長することが企業には求められているのではないかと思います。そういう意味で、「従来の理論とは異なるアプローチで解決法を見出す」という考え方は、今後ますます重要になるでしょう。具体的には、上司がびっくりするような案を少なくとも一つは用意することも重要と本書では述べられています。
#ただ、こういうことって意外に難しいんですよね・・・。(^ ^;;)

また、前作では「自分が幸せになれるような仕事を選べ」とありましたが、本書では「顧客の幸せのために一緒に働こうと誘うようなアイデア」を見出すべきと述べています。顧客、同僚・上司・部下、自分。全員が幸せになれるようなアイデアや仕事が見つかれば、本当に理想的ですよね。でも、それを見つけるのは難しいですよね・・・でもそんなことを言っていてはダメってことでしょう。

最後に、「人よりも多く質問をすること」を本書では奨励しています。これは私も社会人になったばかりの頃良く言われました。でも、的外れな質問をたくさんしてもあまり意味はないですし、私自身どう考えるべきか悩むことが多かったです。本書ではそれに対して、仕事に情熱を注ぐことでアイデアを磁石のように引き付けられる、と述べています。仕事に情熱を持っているから、矛盾する点があればすぐに気づいて、質問しないではいられなくなる、という感じでしょうか。また、周りの人について深く学び、人間としての深みを増すことも重要とのこと。これについては斉藤孝さんの「質問力」等にも同じようなことが書かれていました。一朝一夕にはできないことですが、常にこころがける必要がありますね。

これでシリーズ3作すべて読んだことになります。私は一気に読んでしまいましたが、キャリアのステップに応じて分けて書かれているので、1作目から順に適切な時期に読むと、より面白いのではないかと思います。

仕事は楽しいかね? 2 デイル・ドーテン 著

続けてシリーズ2作目。



今度は「私」が中間管理職として抱える悩みに対して、マックス老人がいろいろとアドバイスをしていくという設定。まず最初に気になったのは、「どのようにしてお役所的な仕事と戦うべきか」という言葉。「お役所的」と言っていますが、きっとこれは上司と部下が形式だけの関係になってしまっているようなシチュエーションを想定しているのだと思います。そして、それへの回答は、上司が「指示ではなく信頼する」ということ。また、本物の上司・部下が持つものとして、「自由」「変化」「チャンス」の3つが挙げられています。枠にはまることなく自由かつ前向きな関係という感じでしょうか。私の今の上司はとりあえずこの3つを持っているようなので、後は私が如何にそれに答えるかにかかっているのかもしれません。

また、仕事を選ぶときの姿勢として、「この仕事で今より幸せになれるか」ということを自分に問いかけるべきとのことです。仕事にも寄るかもしれませんが、最終的に人を幸せにする仕事には、まず自分がそれをやることで幸せになれることが必要、ってことなんでしょう。いやいや仕事をされたら、その結果を受け取る側としても嫌ですし、特に最近はそういうところで仕事の評価が分かれることも多いですよね。

最後に、仕事を楽しくするためのコツとして、「職場から笑い声が聞こえるようにする」「ジョークの本を部署に揃えて、プレゼンにユーモアを取り入れる」なんてことも書かれていました。普段は静かな私の職場も、上司が帰国していた際は頻繁に笑い声が聞こえていました。「この上司仕事してるのか?」とも考えてしまうこともありましたが(^ ^;;)、職場から笑い声を聞こえるようにすることも立派な上司の仕事ということですね。

仕事は楽しいかね? デイル ドーテン著

早いもので、新たな職場に入ってもう1ヶ月。毎日それなりに充実してはきていますが、本人の裁量が大きい今の職場では、自分で仕事を楽しめるようでなくてはならないのかなぁと思い、今回は有名なこのシリーズを読んでみました。



本書では、日々仕事に追われる主人公が、老人からさまざまなアドバイスを受ける様子が物語風に語られています。シリーズ第1作目のこの本で気になったのは、まず「今日の目標は明日のマンネリである」という刺激的な(?)主張。「明日は今日と違う自分になる」という目標を持てば必ず成長するとのこと。私はどちらかというと、ひとつの目標に向かってじっくり進むタイプですが、それが仇になって行き詰ることもしばしば。でもそんな時、「例えばいつもあまり話さないと今日は話してみよう」と思って実際に話してみると、それまで悩んでいたことの解決策が見つかるということもよくあります。毎日新鮮な感覚で仕事する事って確かに大事ですね。それを積み重ねれば早く成長できるというのも頷けます。

また、本書では「完璧より良くありたい」と思うようにすべき、ということも述られべています。「完璧なものなんて存在しない」とは良く言いますが、ともすれば「だからそんなに向上を求めなくても良い」という妥協にも繋がりがち。でも、そういう妥協を一度してしまうと、向上心はどんどん失われていき、仕事に対する面白さも感じなくなってくる。逆に、常に上を目指すことで、視野は広まって仕事も面白くなる、って感じでしょうか。

さらに、「宇宙がくれる素晴らしいアイデアに心を開くべき」とのこと。何か「シンクロニシティ」「出現する未来」などで触れられているU理論にも似ていますが、ここではそんなに難しいことではなく、「アイデアは常にまぐれ当たり」という言い方で、何か読み手を安心させてくれるような気がします。ただ、「常に新しい考えを試みる」という努力なしではダメ、ということにもきちんと触れられていました。(^ ^;;)

2009年4月29日水曜日

iTune8.1は動きました@Windows7beta

もう一度インストールしてみたら入りました。

Windows 7はWindows XPと比べて、特に遅いという感じはしません。ただ、当然ながらWindows XPからのアップグレードは、Windows Vistaにアップグレードしてからでないとできません。

Windows 7 Beta

会社が会社なので、使うPC全てをWindows 7 Betaにしてみました。

とりあえずプリンタのドライバとかAcrobat Reader PluginとかiTuneとか、いろいろ動きません…。(-_-;;)

ちなみに今の会社では、Intel Core2 DuoのデスクトップPCとノートPCの2台を使わせてもらってます。ノートPCはDELLのLATITUDE E4200というマシン。SSDが120G乗ってます。990gということで、持ち歩きも楽々。

でも、家でテストするためにXbox360を持って帰ることもしばしばあって、重いです。
っていうか人の目もちょっと気になる。私はゲームオタクじゃないよ。

運を引き寄せる右脳思考―あなたの人生が大きく変わる! 藤山 守重 著

フォトリーディングの寺下先生が七田チャイルドアカデミーで教えているということで、同じ七田式の人が書いたこの本を今回は読んでみました。(今回の本はカバー写真なしです)

まぁ右脳思考というとこれまでもいろいろな本を読んだり、寺下先生から教わったりしているので、驚くような内容はありませんでした。でも本としては読みやすく、また右脳思考というのは基本的にポジティブシンキングなので、ストレスがたまった時や疲れている時に読むと良いかもしれません。

右脳思考の1つめは、素晴らしい人、ツキのある人と付き合う(ダジャレではありません)こと。ツキがない時は、ツキのある人からそれをもらうこと。自分がツイてる人間になろうと努力すること。ツイてる人間になろうとする努力とは具体的に何?という気もしますが、まぁ「自分はツイてるんだ」と信じるってことでしょうね。

次は、机の整理、清潔な身だしなみ、肯定的な言葉ができていれば、周囲も自然にそれに合うようになるということが大事。逆にいえば、周りと合わないと感じる時は、まず自分を振り返ると良いと言えるかもしれませんね。

さらに、何にでも好奇心を持って、新しいことにチャレンジすることも大切。もうすぐ4歳になる自分の娘は、本当に何にでも好奇心を持っていて、スゴいと感じることが多いです。だからたくさん言葉を覚えたりするんでしょうね。

右脳思考と言いつつも、そこにあまり縛られすぎていないので、右脳の働きなどを全く知らない人でも読みやすいのではないでしょうか。

A WHOLE NEW MIND

あの大前研一さんが翻訳本「ハイ・コンセプト」を出されていますが、今回私は原書で読んでみました。



本書では、High ConceptとHigh Touchという二つの概念の重要性が述べられています。High Conceptというのは、芸術的センスだとかパターンや機会の認識など、High Touchというのは、共感したり相互の理解を深めたりすることのことをそれぞれ指します。いずれもこれまでのビジネスではあまり必要とされてこなかった概念ですね。

中国やインドなどアジア諸国の台頭で、たとえば風呂桶も単にお湯を貯めておくことができるだけではダメで、人を惹きつけるデザインが求められているなど、普通に頭や体を使うビジネスではもう対等に争うことはできない時代になってきているとのこと。要は、左脳時代から右脳時代に移り変わりつつあるという感じですかね。昨今ではシンクロニシティやU理論なんていう概念も出てきているので、その辺りを理解しているとスッと読める本なのではないかと思います。

iモード事件 松永 真理 著

一応過去の仕事でいろいろ関わったので、読んでみました。



新規事業を成功させるために必要なことが物語風に書かれていて、面白く読めました。
ただ、コンセプトだとかテイストだとか、元リクルートって感じの言葉が多く、やっぱりN○Tにはあんなサービス作れないのかと痛感…。

Win-Winのビジネスについて、過去の偏見を捨てて知恵と工夫で絞り出したということで、これも当たり前のようなことに聞こえますがなかなかできませんよね。

また、著者はこの一大プロジェクトに「引き抜かれた」訳ですが、そのような人材になるコツとして、メインのスキルに専門分野を掛け合わせて、メインの仕事を軸足に自分のフィールドを広げていくという考え方が挙げられています。なるほど。

結局iモードを立ち上げた人たちは殆ど外部の人間で、その人たちはまた外に出て行ってしまいましたね。これからどうなるんだろ。とかいう自分もN○Tから出てしまいましたが…。(^ ^;;)

2009年4月28日火曜日

電力線通信が遅い

私の自宅では、Bフレッツマンションタイプに無線LANのアクセスポイントを2つ繋いでいます。

2つめのアクセスポイントとBフレッツのルータの間は、いわゆる電力線通信HD-PLCで繋いでいるのですが、ここ数日急に通信速度が遅くなりました。それまではどちらのアクセスポイントを使っても実効で大体10~15Mbps出ていたのが、今は200~500kbpsくらい。

ノイズが原因かなと思って、ノイズフィルタの入った電源TAPを入れてみましたが、あまり効果が見られません。

HD-PLCって、実効速度でも50Mbpsくらい出るハズですよね・・・。今日もう一箇所にノイズフィルタを追加してみますが、どうなることやら・・・。(-_-;;)

2009年4月27日月曜日

GoogleのBlogger にバグあり!?

他のブログと同様、私が使っているGoogleのBloggerも携帯電話からメールで記事を登録できるんですが、メールの件名を半角の英字で始めて途中から日本語にすると文字化けするみたいですね…。

あとでPCから修正します…。

iPod shuffleを買いました!

一年前くらいに普通のiPod買って、ヘッドフォンのコードが煩わしかったので、無線(Bluetooth)のヘッドフォン使ってたんですが、突然動かなくなってしまいました…。前にも一度動かなくなって無償修理になったのですが、今回も全く同じ症状。時間のある時に修理には出そうと思っていますが、それとは別に新しいiPod shuffle買っちゃいました…。(^o^;

そもそも、無線ヘッドフォンの受信機部分よりiPod shuffleの方がずっと小さい…まぁ前から持っているiPodでは、スケジュールを見られたりしたので、それはそれで重宝してたんですけどね。

2009年4月24日金曜日

「野猿」の会

今週の火曜は、会社のパーティーの後に、お世話になっているライフプランナーの方が主催している「野猿」の会にも行ってきました。

実はこの「野猿」の会に参加させて頂いたのは今回が二回目。いわゆる「異業種交流会」になるんでしょうか。若い経営者や志の高いビジネスパーソン、ラジオのパーソナリティーをされている方、占い師、ネイリスト、音楽家、向上意識の高い学生さんなど、本当にいろんな方々が、前回に引き続き集まっていました。

私は遅れての参加だったのですが、学生さんや若手のビジネスパーソンと何故か(?)意気投合。アルコールは飲めなかったもの、自分の学生時代のように盛り上がって(盛り上げて?)しまいました…。^ロ^;

あまり多くの人とお話できなかったのが残念でしたが、若者からパワーをもらえた気がします。これからビジネススクールを目指すという若者も多く、是非とも頑張って欲しいところです(その前に自分もっと頑張れって!?)。

2009年4月22日水曜日

Xbox360 100万台突破記念パーティ



先日国内でのXbox360販売台数がで100万台を突破したことを記念して、表参道でXbox関係社員のパーティが開かれました。

私はまだ何も貢献してないですが・・・あっ、でもこないだ自分で1台買ったから貢献してるか!?(^ ^;;)

2009年4月21日火曜日

OracleがSunを買収!?

IBMの話が無くなったかと思ったら、OracleがSunの買収に早速合意したみたいですね。

Javaとかサーバ製品を自社で持てるのはOracleに取ってプラスなのかもしれませんが、去年Sunが買収したMySQLとかってどうなるんでしょうね?Sunに取っては稼ぎ頭だったハズですが…。

実は知り合いのつてもあり、Sun(というかMySQL)も転職先として有力候補に挙がっていたのですが、やはり今の職場を選んで正解だったなぁと再認識したところです。

でも、MySQLの何人かの方には大変お世話になったので、あまり変な話にならないことを祈っています。

2009年4月20日月曜日

お仕事

新しい職場に入って約2週間。おかげさまでかなり職場にも慣れました。

社風はホントに自由。勤務時間決まってないし。服装もTシャツ・ジーパン・サンダルでOKだし。今後取引先ともやり取りしますが、恐らくその時もスーツは着ないと思います。

日本企業だとノートパソコンの社外への持ち出しとか、自宅から会社のネットワークに接続するなんていうことは、大抵の場合禁止されていますが、それもOK。自社の技術を使うという意味では当然かもしれませんが・・・。

ネットサーフィンも全く制限なし。でもみんな仕事してます。

タバコ吸う人が殆どいない。喫煙エリアも殆どない。前の会社では、休憩室や打ち合わせコーナーの空気がヤニで白かった。服に臭いがついて、正直なところ毎日気持ち悪かったです。

飲み物無料。ついコーヒーを飲み過ぎてしまいますが・・・(まぁでもアメリカでスタバのグランデサイズを一日2,3杯飲んでた頃よりは飲んでません^ ^;;)。

一人一人の存在が貴重。基本的に皆プレイングマネージャで、いわゆる「中間管理職」はいません。

無駄な会議が少なく、シニアクラスのマネージャも、じっくり仕事をしています。相談にも気軽に乗ってくれて、十分時間を割いてもらえます。

通勤も時間はかかりますが、思ったより楽です。本社とテレビ会議する時はかなり朝が早くなることが多いので、ちょっとキツいですが・・・。(^ ^;;)

Xboxは他と比べるとまだまだシェアが低いですが、皆がお客様に喜ばれることを目指しています。

本当に良い職場に来たという感じです。

外資系への中途入社ということで、即戦力として期待されていますが、それに答えられるように頑張る価値が十分にある職場です。

2009年4月19日日曜日

金曜の練習

先週の金曜から、東響コーラスの練習に新入団員とマーラー「千人の交響曲」だけの特別団員が参加。総勢で軽く200人以上はいたのではないでしょうか。私はそのうちの一人でしかないですが、良い演奏ができるようますます頑張っていきたいです(普段が頑張らなさすぎ!?)。

でも何だか学生時代が思い出されます。一応私は150人くらいの合唱団に学生指揮者という立場で接しており、新入生も沢山入ってきました。あの頃は若かったなぁ…。疲れたりすることがなかったし、とにかく熱中してました。それも今となっては…。(^ ^;)まぁ私としてはのんびりじっくりやりますよ。

でも7月1日は恐らく日本一、いや世界一のコンサートになることを確信してます!皆さん聴きに来てくださいね!

こころ 夏目漱石著

今回は高校の国語の教科書にも出ていたこの本を読んでみました。



私は高校時代国語が苦手で、正直なところ、何がなんだかさっぱりわかっていませんでした。この年になって改めて全体をじっくり読んでみて、「死」や「エゴ」といった大きなテーマと、描写のひとつひとつのきめ細かさを痛感しました。

文句の付けようのない名作ですが、名作として書かれるべくして書かれたというものではなく、「神経衰弱」にもなった夏目漱石の思いをそのまま描写したのかな、というようにも感じました。読んでいて実に痛々しく、途中で何度も読むのをやめようと思ったくらいです。

人にはいろいろな死に方があり、それをとりまき利用しようとする様々な形の「エゴ」も存在する。「エゴ」と「エゴ」のぶつかり合いは、悲しい結果しか生まない。でも人間は「エゴ」を捨てきることはできない。そうした「矛盾」は、激動の明治時代だけでなく、現在の世の中にも存在するのではないでしょうか。この「矛盾」を解決するのは不可能で、どうにかバランスを取って生きていくしかない。そんな教訓を私はこの本から得ました。

2009年4月17日金曜日

娘の幼稚園

娘が幼稚園に通い始めてから1週間。はじめは大変、という話をよく聞きますが、幸い娘は毎日喜んでバスに乗り、帰りもなかなか帰りたがらないようです。まあまだ午前中だけなので、これからどうなるかわからないですけどね。

傷がなかなか治らない

あごの髭剃負けが化膿してしまって久しいのですが、なかなか治りません。

一度皮膚科に行って飲み薬を処方してしまってもらい、一時的に治ったんですが、1週間程で再発…。

塗り薬をたびたび塗るなど、相当気をつけているんですが、せんぜんダメ。

やっぱり年のせいか…!?(-_-;;)

2009年4月16日木曜日

ひかりTVにも加入してしまいました…

全く見る時間ないんですが、ついにひかりTVにまで加入してしまいました…しかもNHKオンデマンドも…。大河ドラマ位は見ようかな。あとは子供番組。といってもあまり見せないようにしてるので、あまり使う機会はないかな。

ちなみに、未だにひかりTVの契約は混乱してるみたいです。Webで申し込んだ後、いつから使えるようになるかの連絡全くなし。二週間程で突然セットトップボックスが届きました…。プロバイダから「利用者番号」の連絡がなかったので、ひかりTVの問い合わせ番号に問い合わせて長々と説得したら、何とか教えてくれました。

フレッツ光のルータから電気のコンセント経由でつなぎましたが、ハイビジョンでも問題なく見られました。

Wiiも買っちゃいました・・・(^ ^;;)

「仕事の参考のため」という理由で、ついにWiiまで買ってしまいました…まだこの間買ったXboxでさえあんまり使ってないんですが…。

ちなみにPS3は買いませんよ!あっ、でも既にPSX持ってるんだった…「太鼓の達人」しか持ってないけど…。(^ ^;;)

決してゲームオタクになったのではないのでご心配なく!!

2009年4月12日日曜日

マーラー「千人の交響曲」練習2回目

今日は結局夕方までどこにも出かけず、夜の東響コーラスの練習だけでした。

まだ練習2回目ですが、この「千人の交響曲」、本当に良い曲だなぁと再認識。複雑だけれどもロマンティックな音の展開は、ちょっとコーラス部分を合わせてみるだけで、スゴくイイです!こんな大曲を一生に二度(一度目はちょうど5年前に同じ場所でした)も歌えるとは、嬉しいことです。
#まだ本番出られるかわかりませんが・・・。(^ ^;;)

ちなみにこの「千人の交響曲」は、「のだめカンタービレ」にもチラッと出てきた曲(清良と峰がオケの飲み会で「やりたい」と言っていた)。さらに言うと、指揮者の飯森範親先生は、ドラマ「のだめカンタービレ」の指揮指導をしていた方です。ミーハーなあなた、この演奏会は7月1日ですよ!

生で聞く機会も世界中を見ても殆ど無いこの曲、ぜひ多くの方々に聴きに来て頂きたいです!皆様、よろしくお願いします!!
#ていうか私も歌うよりむしろ聴きたい・・・。(^ ^;;)

2009年4月11日土曜日

久しぶりの運転

今日は天気も良かったので、レンタカーを借りて帰国後初めて車を運転。

ウインカーを出そうとして、いきなりワイパー動かすお約束のボケを、レンタカー屋さんの前で見事にかましてしまいましたが、それ以外は順調。帰国直後は、道を歩いているだけでも左側を車が走っているのに違和感を感じてましたが、さすがにもう1年近く経ったので、全く問題なかったです。
#まぁ問題あったら実際困りますが・・・(^ ^;;)

私の実家で昼食を取った後、私と母と嫁さんと娘の4人で、久しぶりに父の墓参りへ。天気も良く、気持ちの良い墓参りとなりました。

その後、佐倉チューリップ祭りにも行く予定でしたが、妊娠9ヶ月に近い嫁さんの調子が悪くなったのと、娘が寝てしまったこともあり、今日のところは断念。明日の調子を見てまた行こうということにはなりましたが、さすがにちょっと厳しいかなぁ・・・。

ちなみに何故レンタカーかというと、帰国以来クルマを買ってないからです。日本での車の維持費が、アメリカのそれに比べて遥かに高いことを実感したことと、この間までのガソリン高もあって、買うタイミングを逸しています。住んでるマンションの駐車場も満車だし。クルマを運転すること自体は決して嫌いじゃないんですけどね・・・。

娘の幼稚園入園式・・・

今日は娘の幼稚園入園式の日でしたが、会社の研修が重なってしまい、休み取れませんでした。

新しい職場は裁量労働制かつ自宅で仕事するのも可能なので、何も予定がなければ行けたんですけどね・・・。(-_-;;)

ちなみに、本社(米ワシントン州レドモンド)や他国の現地法人で行われる研修にも、近いうちに参加する必要がある模様。でも、2日間の研修のためにわざわざ太平洋を渡るというのも何ですね・・・。(^ ^;;)

2009年4月10日金曜日

マーラー「千人の交響曲」の練習がはじまりました!

2週間おきの本番3連続という驚異的なスケジュールをようやく今週の月曜に終えたと思いきや、7月1日のマーラー「千人の交響曲」に向けた東響コーラスの練習が始まりました。

転職後、初めて月曜から金曜までびっしり(と言っても木曜、金曜午前中は研修・・・)働いた後にこんな大曲を練習するのはちょっとキツイかも・・・。さすがにちょっと疲れ気味です。キューピーコーワ飲んで早くねることにします。(^ ^;;)

テレビ買いました!

「仕事で必要」という名目で、ついにデジタルハイビジョンTV買っちゃいました!

しかも2台。1台は20インチ、もう1台は32インチです。大人買い!?

家のローンと留学費用で借金まみれですが、とりあえずもうすぐ退職金も振り込まれるからいいかぁ!?

「愚直」論 私はこうして社長になった 樋口 泰行著

今回は、4月から私が勤めている会社の社長が書いたこの本を読んでみました。



松下に勤めた後ハーバードでMBAを取得した著者が、その経歴とは裏腹に「愚直」に仕事と向き合う姿が本書では描かれています。どんな環境でも逃げることなく、愚直な熱意で仕事と向き合う。正しいと思うことは、相手が誰であろうとズバリ直言する。「愚」と言っても、ここまで徹底して行動できる人は少ないでしょう。それが樋口氏の才能なんだと思います。

まず、ルールを破れ―すぐれたマネジャーはここが違う マーカス バッキンガム, カート コフマン著

この本は、特に私が前にいた会社のような日本企業のマネージャが読むべき本だと思います。



まず、著者はマネージャが上手に人を使う方法として、弱点を直そうとせず、才能を磨けるように力を貸すことが重要であると述べています。典型的な日本企業の「課長さん」は、いわゆるジェネラリスト的な広く浅いスキルが求められますが、それでは厳しい競争には勝てず、一方でストレスを抱えることになります。単純なことですが、現在の日本企業はまだまだジェネラリスト志向から抜けられていないように個人的には感じます。

抜擢される人の人脈力 早回しで成長する人のセオリー 岡島悦子著

今回はマッキンゼーに勤め、ハーバードビジネススクールも修了した岡島悦子氏のこの本を読んでみました。



人脈については、本田直行氏の「レバレッジ人脈術」を以前読みましたが、この本では、「抜擢」されるためにすべきこととしても、相手が認めるような貢献ポイントをアピールすることや、他薦してもらえるように能動的に行動すること、勉強会の幹事をすることなど、戦略的な「コントリビューション」が重要であると述べてられています。

また、「いつ来るかわからない上昇気流が来たときにそれを逃さない」という点についても、著者は強調しています。この点は今回の転職の経験でも重要であることを感じました。まぁ実際のところ、この判断は非常に難しいですけどね・・・。(^ ^;;)

やりたいことをやれ 本田宗一郎著

前回に引き続き、本田宗一郎氏の本を読んでみました。



ホンダ創業者の著者は、競争に勝つ方法として、「変なテクニックを使わず、自分の力で勝負する」「失敗を恐れず『ツメを磨く』」といったことを述べています。良く聞かれるような言葉かもしれませんが、やはり本田宗一郎氏が述べると重みが感じられます。

また、「困る」ということを「素晴らしいチャンス」と述べているところには「なるほど」と感じさせられます。謙虚に他人にものをたずねたり、過去に積み上げてきた知識を総動員することが、成功するためには必須ということですね。

本田宗一郎夢を力に―私の履歴書 本田 宗一郎著

久しぶりの本日の1冊は、ホンダ創業者の本田宗一郎著のこの本です。



この本では、本田宗一郎氏が世界のホンダを築くために行った様々な努力について述べられています。例えば、バイクの部品を海外で買い付け、帰りの飛行機の重量オーバーを避けるため、持っていっていた服を全部着て飛行機に乗ったという話など、多くの努力を重ねた結果が世界のホンダを生んだ訳ですね。

また、著者は新しいアイデアの出し方について、若者がそれぞれの専門分野で新たなアイデアをしぼり出すことの重要性を主張している一方で、「大衆の模倣性と独創性がかけ離れてはいけない」とも述べているのは興味深いところです。「売れる技術」を如何に生み出すかということについて、深い示唆が得られました。

2009年4月6日月曜日

ブラームス:ドイツ・レクイエム

今日はアメリカから上司が一時帰国して出勤した初日にも関わらず、東響コーラスの演奏会。16時15分からのゲネプロにはさすがに間に合わず、17時半位に会場のサントリーホールに到着。

18時前にゲネプロは終わり、着替えたり何だりであっという間に本番の時間に。1時間強の大曲ですが、歌っている時間もあっという間に過ぎてしまいました。


最後の曲の中に、精霊の言葉として下のような歌詞があります。


"Selig sind die Toten, die in dem Herren sterben"
「主の下で亡くなる人は幸せである」

"sie ruhen von ihrer Arbeit"
「彼らは労苦を解かれて安らぎを得る」


これらが、最近亡くなった友人のお父さんに対して、今日私が特に届けたかった言葉です。

上司とミーティング!?

今週は普段アメリカにいる上司が一時帰国していて、今日は1時間ほど今後の私のお仕事についてミーティングしました。

上司はジーパン&Tシャツで、机に足を乗せてました。(^o^; でもそれがかえって何でも話せる雰囲気につながって、ミーティングはかなり充実。仕事が本格的に動きだすのが今から楽しみです(動かすのは私か!?)。

桜満開

自宅マンション前の桜が満開だったので、出勤時に撮影。近所の小学校も今日が始業式のようで、朝から賑やかです。(^-^)

2009年4月5日日曜日

健康って大事ですね

新しい会社への雇入時健康診断の結果が手元に返ってきました。もちろん「就業上の問題なし」。

でも、よく見ると「心電図検査」のところに「完全右脚ブロック」「左脚後枝ブロック」と書いてある!「年1回心電図検査を受けて経過を見てください」とのこと。

実は以前から完全右脚ブロックという診断はされてました。要は、心臓の右側を走る電線上で電気の流れが悪くなっているということみたいです。でも、左側が問題なければ全く心配することは無い、と言われていました。

しかし、今回はそれに加えて「左脚後枝ブロック」、つまり2枝ブロックということですね。ここを見ると、あと一つの枝もブロックすると、ペースメーカの植え込みが必要とのこと。「ここにまで至るブロックはめったにはありません」とありますが、そもそも「完全右脚ブロック」で「左脚後枝ブロック」になる確率もかなり低いみたいなので、ちょっと心配・・・。まぁペースメーカ植え込みなんて簡単な手術みたいですけどね・・・でも手遅れなんて事態にはならないのだろうか???

ん?そう言えば父親心臓悪かったなぁ!?

でも心配しても仕方が無いので忘れておくことにします!最近入った生命保険の診断もOKだったし。(^ ^;;)

2009年4月4日土曜日

最後の練習 by 大谷先生

無事(?)新しい職場の最初の3日間を終え、職場の皆さんからの「飲みに行こう」という誘惑(と言っても今私はまだアルコール飲めません・・・)を振り切り、来週月曜の演奏会に向けた大谷研二先生の最後の練習に参加。

明日のオケ合わせには都合が付かず参加できないので、私にとっての本番前の練習はこれで最後。(いつもの通り・・・)短い練習期間でしたが、大谷先生のご指導もあって、この曲の素晴らしさを味わいながら歌うことができるようになった気がします。

私はキリスト教徒ではありませんが、この曲で何度も繰り返される"getröstet werden"(慰められる)という歌詞を歌うところでは、恥ずかしながら思わず涙が・・・。(*^ ^*) 人生の無常、限りある人の命は、最後に必ず「慰められる」。過去の友人や恩師の死、4年前の自分の父親の突然の死、そして最近知った友人のお父さんの死。いろんな思いが込み上げてきました・・・。本番ではそんな思いを天に届けられればと思います。

2009年4月2日木曜日

XBox360ご購入

社販で安く買えるかと思っていたXBox360ですが、会社のネットワークに接続するためのアカウントがまだ入手できていないのと、XBoxの社販はそれ程安くないみたい(しかも安くなった分のうち何パーセントかは課税所得になる)ので、会社帰りに新宿のベスト電器で買ってしまいました。

いずれにしても、仕事のためにゲーム機を買うというのは、何だか変な感じです。(^ ^;;)

2009年4月1日水曜日

シンクロニシティ 未来をつくるリーダーシップ ジョセフ・ジャウォースキー著

先日の「出現する未来」と同様、フォトリーディング講師で右脳開発に詳しい寺下先生ご推薦の本です。



シンクロニシティとは「2つ以上の出来事が重要な意味を持って同時に起こること」です。例えば、私の父が心臓手術の失敗で亡くなる前の日から、私は突然の高熱で寝込んでしまいました。今考えてみると、これも一つのシンクロニシティと言えるでしょうか。

この本では、夢の実現とシンクロニシティの関係、つまり、どのようにしてシンクロニシティを起こすことで夢を現実のものにするかについて述べられています。自分が「より大きな全体の一部」であることを信じて行動し、その一方で柔軟性・忍耐力・鋭い認識力を持ち続けることで、思いがけない出来事・出会い・物質的援助が手に入るというのが著者の主張です。これは、「U理論」や「出現する未来」の内容にも通じる考え方ですね。実現したいことに最大限の注意を払えば、それは自ずと実現する。"The Secret"の内容にも近い考え方と言えるでしょう。

「信じるものは救われる」とは良く言ったものですね。

初出勤

今日からいよいよ某外資系ソフトウェアベンダに出勤でした。

予定では1日オリエンテーションで夜はカクテルパーティと聞いていたので、一応スーツで行ったら、就職者が少ないので来月就職する人たちと一緒にやるとのことで、新宿の本社ビルで人事の人に書類を出して、すぐに代田橋オフィスへ出社。アメリカにいる上司は、テレビ会議で私のスーツ姿を見て爆笑してました・・・ここはそういう所なんです。(^ ^;;)

諸々の手続きが進んでおらず、PCも使えない状況でしたが、夕方にようやくXBox360が使えるようになって、いろいろ遊んでみました。っていうか、ゲームをするのが仕事の一部っていうのもスゴイですよね・・・。(^ ^;;)

裁量労働制なので、勤務時間は決まっていないのですが、まだ勝手がわからないので、来週月曜の東響コーラスの本番にどのくらいの時間で行けるか微妙です。来週はアメリカにいる上司が日本に来る予定で、今後の私の仕事についていろいろと話すことになると思うので・・・。

2009年3月30日月曜日

歯医者

今年度も終わりに近づいたので、近所の歯医者に検診と歯石除去に行ってきました。

そしたら、なんと私の歯は食いしばりすぎで、磨り減ったり欠けたりしてしまっていて、さらに歯茎も後退してしまっているとのこと。「どうもしみるなぁ」と思っていたところは、歯茎が後退したり歯が欠けてしまって、神経が過敏に反応しているためらしいです。

歯は食いしばりが減れば自然に治るとのことでしたが、私の場合なんと顎の骨まで磨り減っているらしく、これはもう治らないとのこと。本人は特に食いしばってる意識してないんですけどね・・・。(^ ^;;)

それにしてもこの歯医者、設備が物凄く充実していて、歯のカラー写真やレントゲンがパソコンで見られるようになっていました。前に行っていたところでは、「ここらへん怪しいから削っちゃいましょう」とか言われて、どんどん歯を削られたんですが・・・。

歯医者によって治療の質はここまで違うものなんですねぇ。

2009年3月27日金曜日

最近の体調

以前の記事で「バーンアウト状態」と書きましたが、お休みも頂いたおかげで、最近はかなり調子が良くなってきました。

でも、先日薬を朝昼共に飲み忘れたら、夕方貧血のような状態に。
まだまだ時間をかける必要があるようです・・・。

出現する未来 P. センゲ, O. シャーマー, J. ジャウォースキー, S. フラワーズ著

今回は、フォトリーディング講師で右脳開発に詳しい寺下先生からご推薦頂いた本を読んでみました。



この本では、著者達の会話や行動がドキュメンタリー風に描かれていますが、その背景にある「U理論」と、世界と自己との関わり方に関する考察には、驚くべきものがあります。あまりに深い話で、じっくり噛み砕きながら読む必要がありますが、こうした考え方は今後数十年、数百年のうちに、人類の存在に欠かせないものになり得ます。中には「引いて」しまう人も多いかもしれませんが・・・。

まず、物事の本質を見極める最初の段階として、「保留」という概念が定義されます。これは、習慣的思考から自分自身を切り離すことで、本質に気づく可能性を高めるという動作。例えば「雑念を振り払う」ために瞑想するということがこれにあたるでしょう。

次の段階は、「転換」、つまり、物事の対象ではなく根源に関心を向けること。木で例えれば、木の枝葉や幹ではなく、土に隠れている木の根の部分を見ること。

この2つの段階は、「U理論」の基本動作に対応。U理論は①センシング(現実に埋没し状況と一体となる)、②プレゼンシング(出現する未来の内側から見る現在を見直す)、③リアライジング(大きな世界を共に作る)というプロセスからなります。言葉づらだけではちょっと難しいですかね・・・。

このような思考方法は現代の世の中でも全くできていないという状況を、本書では次の例を挙げることで論じています。清涼飲料水会社が先進国の特定の人々にミネラルウォーターを提供することと、ヒトラーの秘書がヒトラーの命令に従って冷徹な行動を徹底したことは、本質的には同じで、「全体」が見えていない行動。この「宇宙」の存続のためには、「全体」の存在を感じ、それと一体になる必要がある、とこの本は説いています。うーん、深い。

全てのモノは「全体」の一部である、という考え方についての例も、非常に興味深いです。ちょっと嘘っぽいと思われる方もいるかもしれませんが、精製した水をそのまま凍らせると単純な結晶しかできない一方で、クラシックを水に「聴かせ」た後に凍らせると、その音楽の性格に似た結晶ができるという実験結果が、その例の1つです。写真つきで出ていて、ちょっとびっくりです。

騙されたと思って一度読んでみると、新たな「世界」が見えてくるようになる一冊なのではないでしょうか。

2009年3月25日水曜日

退職発令

今月末付けで、これまで9年間勤めた某通信系ソフトウェア会社を辞め、某世界最大の独占ソフトウェア企業に転職します。某通信系ソフトウェア会社には米国留学もさせてもらっており、その費用(約1400万円)は帰国5年以内に辞めると会社に返却することになっています。もちろん自分としては辞めるなんて帰国直後まで夢にも思っていませんでしたが、費用を返還してでも辞めるということを選びました。

辞める会社に対して悪いことを言うのも何かと思いますが、辞める理由はというと・・・

・上司陣からの期待が予想以上に大きかった。直属の上司だけでなく、マネジメント(管理職)の立場の多くの方々とやり取りする中で、意見の対立の狭間に立たされることも多く、ある種のバーンアウト状態になった。また、「社費留学から帰国してきた」ということに対して、必要以上のプレッシャーを感じてしまっていた。

・自分としてはよりグローバルなビジネスをしたいという思いが以前から強く、イチからそれを立ち上げるくらいのつもりでいたが、実際にそれを行うのは会社の状況や方向性と合わないということがわかった。

・上記のような状況を受け、社内で自分のキャリアの先が全く見えなくなった。

でも、開発部門でワイワイやりながらモノづくりに励めた点、海外で面白い仕事ができた点、留学もさせてもらった点(結果的に費用は返すことにはなったが、社費留学制度がなければそもそも私は留学を考えなかったと思われます)など、自分のこれまでのキャリアはこの会社でなければ築けなかったことは確かです。また、大変多くの皆さんにお世話になり、感謝しています。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございました。

♪恵比寿音楽祭♪の練習にお邪魔してきました!

日曜は朝から上野で「恵比寿音楽祭」の皆さんの練習を見学させていただきました。

普段音楽と全く関係の無い仕事をされている方々なのに、皆さんのピアノの腕前は凄かった!3人の方の演奏をそれぞれ聴いたんですが、それぞれ個性的な演奏で、それぞれの音楽の「世界」を創り出してました。何よりもピアノや音楽への愛情が感じられたのが、一応音楽をやっている私としては大きな収穫。東響コーラスで、次から次へと演奏会をこなしていく中で、この点は忘れがちなので・・・。

楽器は何でもアリとのこで、「歌をやらないか」と言って頂いているのですが、留学中のブランクがなかなか取り戻せておらず、やるとなると相当な練習が必要です・・・。(^ ^;;)

2009年3月24日火曜日

ドイツレクイエム

先日シューベルト「ロザムンデ」が終わったばかりですが、2週間後に迫ったブラームス「ドイツレクイエム」の練習が日曜の夕方早速行われました。

場所は♪恵比寿音楽祭♪の練習が行われた場所と同じ東京文化会館のリハーサル室。我らがコーラスマスターの大谷研二先生の指導で、2時間があっという間に過ぎました。

ドイツレクイエムは本当に名曲ですね!コーラス部分を歌っているだけで感動します。恐らくブラームスも相当の時間を費やしてこの曲を書いたんでしょう。本当に素晴らしい曲です。

なかなか演奏されることの少ない曲ですので、ご興味のある方は是非聴きにいらしてください!詳細はこちら

2009年3月22日日曜日

ユベールスダーン指揮のシューベルト

つい先日西本智実指揮のマーラー「復活」が終わったばかりですが、昨日は東京交響楽団の音楽監督でもあるユベール・スダーン指揮のシューベルトで、「キプロスの女王ロザムンデ」の演目に東響コーラスが出ました。

スダーンさん、かなり音楽作りが緻密。一方で、曲毎の世界を明快に創り出して、オーケストラやコーラスから実力以上の力を引き出していました。恐らくステージ上で一番音楽を楽しんでいたのはスダーンさん。それに上手く導かれたという感じでしょうか。なんていうか、格が違うって感じ。

ようやく終わったかと思いきや、二週間後の4月6日(月)には、またまたスダーンさんでブラームスの「ドイツレクイエム」。明日から早速練習です・・・。(^ ^;;)

2009年3月21日土曜日

詐欺被害・・・

皆様既にお察しのことかと思いますが、この3月で某通信系ソフトウェア会社を退職します(その詳細はまたの機会に・・・)。それに伴って、電○通○共○会の相○扶○部という組織に積み立てたお金が退職給付金として返ってくるのですが、なんと一時金として貰おうとすると、8割しか返ってこないと言うんですよ!

この組織は、財務状況が深刻な状況だったので、以前「積み立てたお金の元本は保証されるか?」という問い合わせをしたのですが、「保障される」という回答だったので、それを信じて積み立て続けてました。

でも、元本を全て受け取るには、年金として月約2万円ずつ受け取る必要があるというんです。

これって詐欺ですよね!?
金利を考えたらいずれにしても元本を保証してない!!

そう言えば、私の周りの人は次から次へと脱会してたな・・・あぁ、問い合わせの回答を信じていた私が馬鹿だった・・・。(-_-;;)

2009年3月19日木曜日

会社に人生を預けるな リスク・リテラシーを磨く 勝間和代著

私は通常、出版されてからあまり時間の経っていない本は買わないようにしているのですが、勝間さんの本ということと、書名に惹かれてつい予約購入してしまいました。(^ ^;;)



正直なところ、「会社に人生を預けるな」という表題と直接関係のある内容は、あまり書かれていないような気がしました。全体として、リスクとリターンの関係を考えることや、リスクを把握して場合によって果敢にリスクをとること、リスク管理能力を高めることなどを中心に勝間さんは述べています。特に「リターンを目標にしない」というのは、私には非常に印象的でした。例えば、最近では「年収10倍」とかいう目標を立てることが流行っています(?)が、それだけではやっぱりダメということですね。

でも「リスクは一生の友」「リスクはチャンス」という言葉には、私は非常に勇気付けられました。実は私、今まさに人生最大のリスクを取ろうとしているので・・・(詳細は後日)。

もう一つの印象は、日本の問題や将来についての不安について述べられている部分がかなり多いということです。勝間さん、次期衆院選あたりを視野に入れはじめた!?とも取れるような感じです。テレビ出演も多くなって、党側から声がかかることもありそうですしね。

2009年3月18日水曜日

IBMがSunを買収!?

WallStreetJournalに"IBM in Talks to Buy Sun in Bid to Add To Web Heft"という記事が出てました。いやぁ大変なことになってきましたねぇ・・・。
#私は初めタイトルを良く見ずに本文を読み、"International Business Machines Corp."ってどういう会社だっけ?とボケてました・・・。(^ ^;;)

2009年3月17日火曜日

キャリア制度廃止がやる気をそぐ???

今日の日経によると、昨日の参院予算委員会で、旧建設省出身で自民党の脇雅史氏が、キャリア制度を廃止して能力に基づき幹部を登用する新制度に対して、「やる気をそぐような改革」「幹部はきちんと仕分けをして自他共に認められるようにするべきだ」と発言したらしいですね。

まるで戦国時代の考え方ですね・・・信じられません。まぁ行政改革担当相の甘利さんにさらっと受け流されたようですけどね。

2009年3月16日月曜日

レバレッジ時間術―ノーリスク・ハイリターンの成功原則 本田 直之著

またまた本田直之さんのレバレッジシリーズからの1冊です。



タイムマネジメントというと、まずスケジュール手帳をどう使うか、という話になりがちですが、本田さんは大きなカレンダーを使うことを推奨されています。そして、予定ではなくまず明確なゴール(目標)を設定し、それを3ヶ月先までカレンダーに記入。そうすることによってまず全体を俯瞰して、その後、記入したゴールに向かうステップを記入していくことで、ムダの無い時間の使い方ができる、というのが本田さんの主張です。確かにその通りですね。

次に、これは実践されている方も多いかと思いますが、夕方等にアポイントをあらかじめ入れておき、自分のスケジュールを縛って、それまでに成果を出す、という手法も本田さんは実践されています。また、面倒なことや苦手なことも、あらかじめパターン化してカレンダーに書き込んでおくことで、やらざるを得ない状況に自分を追い込んでいるとのこと。ここはちょっと私には難しいかなぁ・・・。(^ ^;;)

最後に、時間密度を高める方法ということで、「レバレッジリーディイング」にも書かれており、かつフォトリーディングにも共通する「本・雑誌は全部読まない」ということ、通勤ラッシュ時に、特急電車より空いている各駅停車に乗乗って、移動時間を有効活用すること、昼食を30分前にずらすことで混雑を避けることなどが紹介されています。

他の「レバレッジ」シリーズと同様、非常に読みやすく実用的な内容でした。

The Secret 日本語版

皆さん既にご存知だったかもしれませんが、The Secretって既に日本語版が出版されているんですね。知りませんでした。



あの茂木健一郎さんも絶賛とのことです!私がこの週末受講した右脳開発講座にも関係する内容ですので、ご興味を持たれた方はどうぞ!

海賊対策の是非

今回はちょっと政治の話。

首相は「海賊は人類の敵」と発言したそうですが、これは人間の人格を無視した問題発言ですね。

というのはまぁどうでも良いとして・・・海賊を取り締まるのって問題の根本的な解決になっているのでしょうか?

そもそも海賊が何故出ているのか。普通のニュースや新聞では教えてくれませんが、数週間前のNHKこどもニュースで説明していました。

それによると、ソマリア沖で漁をするソマリアの人たちの邪魔をする他国の漁船が増えたのがもともとの始まりのようです。

漁を邪魔されて困ったソマリアの人たちに武装集団が武器を与えて、一緒になって海賊として他国の船舶を襲った、ということらしいです。

ソマリアは無政府状態なので、領海も無く人々の生活も担保されていない。そんな中、他国の漁船が食料を横取りすれば、まぁ争いは起きますよね。そんなところに自衛隊が派遣されても、焼け石に水という感じではないでしょうか・・・。

2009年3月15日日曜日

右脳開発講座を受講しました

この週末に、フォトリーディングを教わった寺下先生が開いている「右脳開発集中講座」を受講してきました。

初日は、気を高めたりラッキーカラーのパワーを感じたりと、驚きの連続でした。傍から見ると怪しい集団だったと思いますが・・・(^ ^;;)

二日目は、目標・ミッション設定と、他の研修でもやりそうなことをやりましたが、それは潜在意識に目的を認識させるため。実に奥が深い講座でした。

2009年3月14日土曜日

西本智実 マーラーと向き合う!

今週は水曜、木曜と東響コーラスの本番で、月曜、火曜はそのオケ合わせ。普通のサラリーマンにとってはかなり無理なスケジュールです・・・。でも、指揮はあの西本智実先生で、曲は何とマーラーの「復活」。世界中を飛び回っている指揮者と、とんでもない構成のオーケストラを必要とする曲ということで、かなり貴重なコンサートであることは確か。

本番は水曜が川崎シンフォニーホールで木曜が所沢MUSE。火曜のオケ合わせ、水曜の本番は何とWOWOWが取材に来ていました。もちろん撮るのは西本先生ですが・・・。でもステージ上にいたカメラマンが、本番の演奏中に失神して倒れてしまったのはちょっと残念。1時間半以上の長い曲で休憩も無しというハードな状況ではありますが、それはオケのメンバや指揮者も同じ。倒れるときの「ドーン」という大きな音は、ホール中に響き渡ってました・・・。

演奏終了後、何とスタンディングオベーションが!・・・でもどうやら西本先生のファンのようでした・・・何せ普通のクラシックファンは避ける最前列で、オーケストラの演奏会ではあまり見かけないオバサンたちですから・・・。まぁでもこれをきっかけに本当のクラシックファン、東響ファンになってくれるかもしれないので、良しとしましょう。(^ ^;;)

また、川崎の本番では歌詞の対訳を字幕で出す演出も。マーラーを得意とするソリスト2人の名演も相まって、より「復活」を理解してもらえたのではないでしょうか。まぁマーラーはホントによくこんな曲書けたよな、という感じです。

二日目の所沢MUSEでの演奏も、個人的にはなかなか良かった。ステージが狭い分ソリストやオケ、指揮者との距離も短く、一体感が川崎の時より強いように感じました。観客の反応も普通に(?)良く、コーラスが最後に退場する時にも拍手を頂くことができました。個人的にはこれって凄く嬉しい。もうオケのメンバも殆ど退場していて、お客さんも帰りつつあるのに、わざわざコーラスの退場を待って拍手をしてくださる。東響コーラスやってて良かった、と思う瞬間です。
#残念ながら川崎ではこれがありませんでした・・・。(^ ^;;)

と言っているうちに、実は来週土曜日もスダーンさん指揮でシューベルト「キプロスの女王ロザムンデ」があります。皆さん是非いらしてくださいね!!

2009年3月12日木曜日

心眼力 野口嘉則 著

この本は私たち家族がアメリカの田舎に住んでいた頃、わざわざ遊びに来てくれたご夫妻の旦那様からお送り頂いた本です。



この本も、やはり"The Secret"「非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣」にも共通するような思考法と共通する考え方が述べられています。ただ、著者の野口さんは高校時代に対人恐怖症で、それを大学で心理学を学ぶことを通して乗り越えられ、リクルートに入社、メンタルマネジメントの講師をされ、さらに自己啓発書の執筆でミリオンセラーを達成されたという経歴の持ち主で、本書も、野心家が成功するための方法というより、普通の人が如何に自己実現をしていくか、困難を乗り越えていくかという視点で書かれています。

瞑想のためのCDまで添付されていて、"The Secret"同様、繰り返し聞きたい内容です。

さらにこの本の売上げの一部は、セーブ・ザ・チルドレンを通して、世界の子供たちがよりよい生活を送るために使われるそうです。勝間和代さんの"Chabo!"にも似た取り組みですが、素晴らしいことです。

是非皆さんも一度手に取ってみることをおススメします!

The Secret [Audiobook] [Unabridged] Rhonda Byrne著

今日は欧米で大人気(?)な英語の本、というかオーディオブックです。本当は本を買おうと思っていたのですが、間違えてオーディオブックになってしまいました。しかし、恐らく本よりも臨場感たっぷりなので、かえって良かったかもしれません。



この本で言っていることは極めて明確で、"The law of attraction"、つまり、自分が心から望んでいることは必ず現実になる、ということです。何でも、「思うだけで実現するなんて教育上良くないんじゃないか?」なんていう議論が起こるほどの人気のようです。

しかし、これには裏側もあって、ネガティブ思考、つまり「~にはなりたくない」という思考を持っていると、逆にその状況になることを受け入れてしまう。つまり、「失敗はしたくない」という思いを強く持っていると、かえって失敗してしまうということです。

この辺は、例えば神田昌典さんの有名な「非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣」にも通じるところがありますね。でもこのオーディオブックは、数々の実体験者のコメントや気持ちをひきつける(?)音楽も入っていて、何やら洗脳されそうな程です。

でも、現実を振り返ってみると、「~には為りたくない」「失敗は避けたい」というネガティブな思考に陥りがちなのが実情ですよね。このオーディオブックはそんな時に聞くと、自然とポジティブな考え方に移行できるかと思います。

2009年3月7日土曜日

ユダヤ人大富豪の教えII 本田 健著

今回は、先日のユダヤ人大富豪の教えの続編を読んでみました。この本は、もともと「スイス人銀行家の教え」という書名で出版されたものです。



この本も、著者である本田健さんの実際のご経験を元に物語風に書かれており、とても面白くお金について学ぶことができます。私にとって衝撃的だったのは、「お金の支配から抜け出る」という教え。特に多くの日本人(もしくはアジア人)にとって、この考え方を理解するのは難しいと思われます。お金は貯めて必要なときに使うのではなく、川の流れのように流れていくものであり、追い求めたりケチってあまり出さなかったりすると、いずれ災難が起こるという考え方。まさに「金は天下のまわりもの」ということですね。お金を回さないと、結局お金が入ってこなくなる。

これは最近私も実感していて、自己投資を増やすと収入も増える(私はまだその予感がするだけですが・・・)とか、チップをはずむとより良いサービスが受けられるといったことが該当するのではないかと思います。私がメキシコのリゾート地であるカンクーンや、カリブ海クルーズに行った際にも、お金持ちそうな欧米人はチップ不要というルールになっているにも関わらず、いろいろなところでチップを出してました。チップを貰った従業員はそのお客さんのことを覚えるだろうし、より良いサービスをしようとするのは当然ですよね。

しかし、このチップの習慣の中にも「お金に支配されている」人はいます。私の知り合いは、カンクーン空港のトイレ掃除の作業員から、何もされていないのにチップを要求されたと話していました。この場合、払う払わないに関わらず要求された方は嫌な気分になりますし、要求した方も「仕事なんて適当にやって、チップをせびることに精を出そう」というやましい思いに支配されてしまうでしょう。いずれにしてもそれは悲しいことです。

また、「人生を変える知恵を学ぶ」という教えでは、神田昌典さん等が主張している「セルフイメージ」に繋がる考え方が述べられています。ひと言で言えば「自分は自分が思う自分になる」ということですね。

「ビジネスをマスターする」という教えも素晴らしい。Win-Winで全てがハッピーであって初めてビジネスは成功する。これは是非多くの人に知ってもらいたい教えですね。日々の仕事に追われてイライラして、愚痴や小言ばかり言っていてはビジネスは成功しないということでしょう。

前作に引き続き、本当に良い本に出会うことができました。

2009年3月6日金曜日

今度は英語版のフォトリーディング講座を受けてきました!

私がフォトリーディング講座を受講してからまだ4ヶ月程しか経っていませんが、日本人向けの英語版フォトリーディング講座が特別に開催されるということで、再び受講してきました。

そもそもフォトリーディングはアメリカで開発されたものなので、言語によらず適用できるはずなのですが、英文独特の文書構造(原則としてパラグラフはトピックセンテンスから始まる等)を意識した内容になっている上に、テキストのバージョンも最新のものになっていて、数多くの新たな学びがありました。講師の方はオーストラリア人で、普段は日本に住むイングリッシュスピーカーにフォトリーディングを教えているそうです。

英語の本のフォトリーディングだけでなく、日本語の本のフォトリーディングも上達した感じ。さらに、豪華仕出し弁当に加え、講師の方が独自に作られたスライドのコピーや、"PhotoReading Activation"というCD(アメリカで3〜40ドルで売られているらしい)もゲットして、かなりオトクな2日間でした。

2009年3月3日火曜日

はてしない物語 ミヒャエル・エンデ著

先日の「モモ」がかなり面白かったことと、妻や友人に薦められたこともあって、今度はこの本を読んでみました。





名前の通りひたすら長いですが、本の世界にすっかり引き込まれて、全く飽きることなくあっという間に読んでしまいました。ある小さな物語から別の物語へと次々に展開していく一方で、全体でも大きな「物語」になっていて、読み応えのある本です。また、舞台となっているファンタージエンは「不思議な」ものばかりで、かなり想像力をかき立てられます。

この物語の中でエンデは、少年バスチアンの不思議な経験を通して、「夢」「希望」や「愛」はどうあるべきかを暗示しています。やはりその中で最も重要なのは「愛」でしょうか。もちろんこの「愛」は男女の間のものではありません。この物語では家族の「愛」。辛い時や苦しい時、最後に受け止めてもらえる場所としての「愛」、という感じでしょうか。私自身の経験からも、このことには強い共感を覚えます。

私が書くまでも無いですが、おススメの本です。

英検の結果

先週の日曜日は、英検の二次試験(準1級と1級のダブル受験)と東響コーラスの出演オーディションが重なっており、また風邪気味な体調も合わさって、かなりの緊張を強いられた一日でした。

特に午後は、1時から早いもの順で英検1級の面接試験、その後四ツ谷から等々力まで移動して、2時20分から出演オーディションという過密なスケジュール。12時くらいから受付に並び、一番乗りで面接を受けて、何とか出演オーディションに滑り込みました。

で、結果は・・・


全て無事合格しました。ホッ。

2009年3月2日月曜日

悩む力 姜尚中 著

先日NHKに姜尚中が出ているのを見て、氏のベストセラー本を読んでみました。



本書で著者は、夏目漱石とマックス・ウェーバーの著書や生き方を引用しながら、以下の9つの「悩み」について語っています。

1.「私」とは何者か
2.世の中全て「金」なのか
3.「知ってるつもり」じゃないか
4.「青春」は美しいか
5.「信じる者」は救われるか
6.何のために「働く」のか
7.「変わらぬ愛」はあるか
8.なぜ死んではいけないか
9.老いて「最強」たれ

夏目漱石については、恥ずかしながら教科書に出てきたものを読んだ程度であり、マックス・ウェーバーに至っては、全く読んでいない私ですが、それでも非常にわかりやすい本。全体を通して著者は、悩みを抱えることで人間は成長できる、ということを主張しており、悩んでいることを肯定できるようになる1冊です。

個人的に特に印象に残ったのは、「人は相当の苦悩にも耐える力を持っているが、意味の喪失には耐えられない」という精神医学者で思想家で、アウシュビッツの強制収容所に収容された経験も持つV.E.フランクルの言葉の引用。「人は自分の人生に起こる出来事の意味を理解することによって生きて」いるというのが本引用に対する著者の解釈で、自殺する人の数が多い現代では、この「意味の喪失」と常に隣り合わせである、と著者は主張しています。実は私も、少し前にこういう状態に陥りそうになった時期があり、強く共感を得ました。皆さんは如何でしょうか?

一方、最後の章で著者は、「『死』を引き受けて、『怖いもの』なし」と述べ、著者自身のいくつかの「夢」を語っています。役者になりたいだとか、映画を作りたいだとか、ハーレーに乗って日本列島や朝鮮半島を縦断したいといったことを、「生き生きと」語っています。悩み抜き、悩みを乗り越えて自由になった先の世界、といったところでしょうか。「悩み」というやや重苦しい内容が、この章で一気に晴れ晴れとしたものに感じられるようになります。

恐らくこのブログを見てくださっている人たちは、多かれ少なかれ「悩み」を抱えている方がいると思います。この本は手に取ってみる価値はあると思いますよ!

2009年2月27日金曜日

なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰る チーム術 小室 淑恵 著

今回の本は、資生堂で育児休業者の職場復帰支援事業を社内ベンチャーで立ち上げた後、2006年から(株)ワークライフバランスを設立してワークライフバランス組織変革コンサルティング事業を手掛けておられる小室淑恵さんの本です。



本書で小室さんが提案されていることは、「朝メール」「マルチ担当性」など、それ程に斬新なことではないのですが、メール等のITを使うというのは、なかなか組織、特に年功序列が強く残っている日本企業では、なかなか受け入れられないところです。しかし、著者はご自身の様々な経験から、それらの手法をクライアントに導入させ、実際に結果を残しておられます。本書の中で紹介されているさまざまなメソッドそのものも、取り入れられるところからどんどん実践できる内容ばかりで、非常に実践的です。(ITが苦手で「メールなんていちいち読まないので口頭で言え」という頭の固い人たちを巻き込んでいくのがひとつの大きな壁になるでしょうけど・・・)

何と小室さんは私と同い年なんですよね。そういう意味でも「私も頑張らねば・・・」と思わせる一冊でした。

2009年2月25日水曜日

ユダヤ人大富豪の教え 本田健著

今回の本には、本田健さんが20歳の時にフロリダで出会った大富豪ユダヤ人ゲラー氏からの教えが記されています。



幸せな金持ちになる17の秘訣ということで、以下の事が挙げられています。

1. 社会の成り立ちを知る

年に500万円稼ぐ人と、5000万円稼ぐ人と、5億円稼ぐ人の違いは何であるか、「自由人」と「不自由人」の違いは何か、といった視点から、社会の構造を分析しています。500万円稼ぐ人が、その努力を10倍にすることで5000万円稼げるかというとそうではないという例などから、お金儲けをしようと思ってもお金持ちにはなれないということに、強く納得させられました。

2. 自分を知り、大好きなことをやる

ここで「大好きなこと」というのは、「それをやるだけで楽しくてしょうがない、時間を忘れてしまう」ようなことであり、嫌なことを我慢して得るような収入では、本当のお金持ちにはなれない、というのがゲラー氏の主張です。当たり前のような話ですが、改めて言われると「なるほど」と思えます。

3. ものや人を見る目を養い、直感力を高める

これは限られた時間の中で適切な判断をするのには必須の要素ですね。

4. 思考と感情の力を知る

自分の人生を信頼することで、思考と感情をコントロールするべき、というのがゲラー氏の主張。後から出てくる17番目の秘訣にも近い内容ですが、要は何があっても動じず起きたことを受け入れるべき、ということですね。

5. セールスの達人になる

「モノやサービスを売る過程で、人から感謝され、応援され、深い喜びを得る、それに加えてご褒美としての経済的豊かさも手に入れる」という「売れるサイクル」を生み出すことが重要ということです。この辺りは和田さんも主張されていることにも近いですね。

6. スピーチの天才になる

と言っても、ペラペラしゃべるようになれということではなく、コミュニケーションの鍵は感情であるということです。

7. 人脈を使いこなす

これはいわゆるネットワークの原理を使うということですね。つまり、10人の知り合いがそれぞれ10人の知り合いを紹介してくれれば、全体で10+10×10=110人とのネットワークができるってことです。ここは、本田直之さんのレバレッジ人脈術にも通じるところですね。

8. お金の法則を学ぶ

お金を溜め込むのではなく、お金の「流れ」を上手く作ることによって、豊かさが維持・拡大されるということです。究極的にはお金のことを考えなくても済むようになるのが、本当の豊かさというのがゲラー氏の主張。私たちもそうなりたいですね・・・。

9. 自分のビジネスをもつ

お金持ちになるためには、儲かるビジネスを所有するのが一番手っ取り早い、ということです。

10. アラジンの魔法のランプの使い方をマスターする

わくわくするような目標を立てて、それを細分化し、達成した時のご褒美と失敗したときの罰を決め、目標達成をイメージし、そして実行に移す、という段階を踏むべきというのがゲラー氏の主張。ご褒美と罰というのが面白いです。

11. 多くの人に気持ちよく助けてもらう

時間には限りがあることを認識し、自分が不得意な部分は素直に人の助けを借りるべき、ということですね。

12. パートナーシップの力を知る

人が幸せを感じるのは、誰かと人間的なつながりを持った時であり、またその信頼関係から、通常では信じられない成功を生む、というのがゲラー氏の主張。

13. ミリオネア・メンタリティを身につける

理想をイメージし、お金を持っていないときから、お金持ちの気分で生活することが重要ってこと。うーん、なるほど。

14. 勇気をもって決断し、情熱的に行動すること

決断力を養う方法は、様々な局面において意識的に決断の経験を積むしかない、ということです。日常で何か判断をしなくてはならない局面というのは数多くありますが、それを意識的に行っているというと・・・。私も早速「意識的に」決断をするよう実践していきます!

15. 失敗とうまくつき合う

「失敗とは、あきらめてしまった時にのみ起こる」「(過去や未来ではなく)現在に意識を集中させる」など、私にとっては目から鱗が落ちるような内容が書かれています。あきらめなければ失敗することは無いと思うと、もう失敗を恐れることは無いですね。

16. 夢を見ること

ウォールト・ディズニー、ヘンリー・フォード、エジソンなどの例を挙げ、夢を見ることの重要性をゲラー氏が主張しています。これには私も強い共感を覚えます。

17. 人生がもたらす、すべてを受け取る

これは勝間さんも「起きていることはすべて正しい」で言っていることですね。

ダラダラと長くなりましたが、この本自体は本田さんが20歳で渡米された時のエピソードとして書かれており、面白く読める本ですよ。

2009年2月19日木曜日

米べリングポイント社破産保護申請

米Wall Street Journal誌によると、米べリングポイント社が破産保護申請をしたようです。

べリングポイントはITコンサルティングがメインの企業ですが、いずれにしてもこの大不況の中、投資銀行を初めとして多くのエリートが憧れる業界でこのようなことが起こっている実態には、ちょっと驚きです。

まぁクライアント企業としては、真っ先に削るコストのうちのひとつであることは、容易に想像できるところではありますが・・・。

2009年2月18日水曜日

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan 勝間 和代著

またまた勝間さんの本ですが、これは、これまでの本ではあまり見られなかった勝間さんの一面を見ることができる一冊です。



男女平等、少子化問題をはじめとして、ワーキングプアや正規・非正規社員の格差問題、さらには途上国の飢餓問題など、日本や世界で問題になっている事柄について、その本質を追求した内容になっています。漫画家の西原理恵子さんや作家の雨宮処凛さんとの対談も、その臨場感がそのまま伝わってきます。

自分も何かしなくては、と感じさせられる1冊でした・・・。

「脳にいいこと」だけをやりなさい! マーシー・シャイモフ著 茂木健一郎訳

どの本屋にも目立つところに置いてあるこの本をようやく読みました。



この本によると、人は一日に6万個のことを考えているが、そのうち95%は前日にも前々日にも考えていたことであり、習慣的な考えの約80%がネガティブなものなのだそうです。これは驚くべき検証結果ですが、人間が野生の動物から進化したことを考えれば、当然な話。自分の身を守るために、あらゆるリスクを想定するように脳が作られていたということです。

この本で著者は、こうしたマイナス思考を如何にプラス思考に置き換えていくか、縛られている嫌な記憶をどのように「離す」か、などについて、「Mパワーマーチ」「セドナメソッド」「祈りのエクササイズ」などの具体的な方法を示しています。ちょっと怪しい?と思ってしまうようなものも多いですが、例えば「祈りのエクササイズ」のようなことは、私も大学受験の時や合唱団で指揮者をやっていたときにやっていた記憶があります。結果として、ネガティブなことを忘れることができていた気がします。

本書には、すぐに実践できることが、思いの外たくさん書いてあります。多くの人に受け入れられているのもその為でしょうか。私も放っておくとネガティブなことばかり考えてしまう方なので、本書のメソッドをどんどん取り入れてきます!