2008年10月31日金曜日

人づきあいのレッスン

勝間和代さんが推薦されていた本を、たまたま自宅の最寄り駅の本屋の前を通ったときに見かけたので、読んでみました。



書き方が話し言葉に近く、さらさらと読める感じでしたし、内容も「そうだよな」と思えるようなことが多かったです。全体的に所謂「癒し系」的な文体で、人生の壁にぶつかった時に読み返すと良さそうな本ですね。ただ、女性向けに書いてあるように受け取れる箇所もあるので、人によっては受け止め方が異なるかもしれません。

人付き合いにも「努力」が必要なんだな、と感じさせられる本でした。

2008年10月30日木曜日

見える化

書店に行くと「見える化」に関する書籍が沢山並んでいますが、その中でも恐らく最も説得力のある書籍のうちの1冊をご紹介します。

昨日に引き続き、戦略コンサルティング会社ローランド・ベルガーの会長を務める遠藤功さんが執筆された書籍です。



これはきっと昨日ご紹介した「現場力を鍛える」と合わせて読むと、より納得できる内容かと思います。企業のマネジメント層を含めた社員一人ひとりが、きちんと物事(問題)を直視することが重要ということを痛感させられます。有名な話かもしれませんが、ワタミ社長の渡邉美樹さんは、自らが顧客アンケート全てに目を通すそうです。ともすれば現場と経営陣や所謂オーバーヘッドの間には、組織的な壁を作りがちですが、やはり現場が全てであり、そこを「見える化」することが会社経営に最も重要、ということですね。

2008年10月29日水曜日

現場力を鍛える



典型的な官僚的組織に所属する私としては、この本は耳が痛くなるような内容ばかりです。「仕事はつながってこそ価値を生むにも関わらず、自分、自部門の業務しか知らない、他部門の業務は無視し関心がないといったことが現場に蔓延している」「その結果、組織としての全体最適は追求されずに、部分最適の集合体に陥ってしまう」「経営トップが何と言おうが、現場が納得しないとものごとが進まない企業は未だに多い。現場に遠慮し、はっきりした支持すら出せない企業さえある」・・・全てに納得させられてしまいます。

一方で、「トヨタには『前工程は神様、後工程はお客様』という言葉がある」というのには一種の感動さえ覚えました。アメリカのビジネススクールでは、もはや「日本」は殆ど注目されない一方、「世界のトヨタ」の話はいたるところで出てきていました。今でこそ不景気や円高でトヨタの業績もあまり良いとは言えませんが、そういう状況もすぐに打破されるでしょう。

どんな業種の方にもお勧めできる一冊です。是非読んでみてください。

2008年10月28日火曜日

ソリューション営業の基本戦略



IT系の企業のエンジニアは、営業さんのことを「無茶な仕事ばかり取ってくる人たち」と思いがちですが、この本の内容を実践しているような人には頭が上がりませんね。

当たり前のようなことばかり書かれているようでいて、それらを全てやるのはかなり難しいです。でも、この本に書いてあることは、営業さんだけでなく人付き合いをする上でも使えます。

良くまとまっていて集中すれば2, 3時間で読める本ですので、興味をお持ちの方は読んでみては如何でしょうか。

2008年10月27日月曜日

アマゾンの箱

アマゾンと言っても流域面積世界一のアマゾン川ではありません。って、誰もそっちは想像しないか・・・。

私はアマゾンでよく本を頼むんですが、同じような大きさの本が、微妙に違う大きさの箱に入れられて来る事がよくあります。

きっとコストとか効率とかを考えて、あえてそうしてるのでしょうか・・・いや、きっと大きめの箱がたまたま余っていたから?

そもそも、本1冊でもダンボール箱に入ってくるのは、ちょっと環境によろしくないような気がします。ん?リサイクルするから、この方がむしろ環境には良い?封筒とかだと可燃ゴミとしてCO2出すし・・・?

謎は深まるばかりです。どなたか本当のことを知っていたら教えてください。

2008年10月26日日曜日

多読のすすめ

とりあえず沢山本を読むようにするには、早く読めるようになる必要があります。私も過去に、所謂「速読」系のメソッドにちょっとだけ足を踏み入れたことがあります。

でも「速読」って、理系の人間には馴染まないですよね。私も学生時代は数学に近い勉強をしていた関係で、大学で数学を勉強する人なら必ず読むと言われていた「解析概論」とか読みましたけど、10回位繰り返して読んでも全く理解できない箇所が沢山ありました。きっとこういう本は、「速読」の天才でも理解できないだろうなぁ・・・。出来たら速読以前に物凄い天才。

前置きはこれくらいにして、今日は、米国サンダーバードMBAを修了されて、現在はご自分でコンサルティング会社を経営されている本田直行氏の「レバレッジ・リーディング」という本を読んでみました。

個人的には「レバレッジ」という言葉が日本語に訳し辛くて好きではないのですが、「目的を持って本を読んで、そこから結果を出す」というのは、当たり前ですが忘れがちなことですね。また、「1500円の投資で15万稼げる」と書かれていますが、それこそ例えば2千円のC言語の本1冊買って、数千万円で売れるソフトウェアを書けるようになる人もいますから、信憑性はあると思います。(ただ、この本が約1500円で売られていることが、若干の胡散臭さを醸し出していますが・・・)

私でも2時間程で読み終わりましたので、皆様もよろしかったら読んでみてください。

2008年10月25日土曜日

始めることが重要

タイトルは、自分への戒め(?)です。

最近湯水のごとく本に投資しているのですが、勝間和代さんの「効率が10倍アップする新・知的生産術」を読んで、私もインプットばかりでなく何かアウトプットしなくては、と思い、とりあえず新たにブログを起こしてみました。

とりあえず、留学中のことを書いたブログ「うっちぃのアメリカ備忘録」がありますので、是非見てください。