2010年3月30日火曜日

クジラとイルカ

クジラに加えて最近はイルカ猟も問題になっているらしいですね。

しかし、双方の言い分を聞いていると、全く解決する気がしません。双方の言い分が完全な「主観」に基づいているからです。

「イルカを食べるのは日本の食文化だ」、「賢いイルカを殺すなんて可哀想だ」。どちらも言っている人たちにとっては正しいかもしれませんが、私にはどちらも理解できません。

よくある別の主張として「牛や豚は食べているのに、何でクジラやイルカはダメなのか?」というのがあります。私なりにこれに答えるとすると、「野生の」牛や豚を食べることがなくなったように、「野生の」クジラやイルカは食べるべきではない、という理由があげられます。

しかし、これを厳密に「野性・天然のものは一切ダメ」と捉えると、他の魚も全て養殖だけ、ということになります。天然の松茸とかも食べちゃダメ。原油や石炭等の天然資源も取っちゃダメ。究極的には、空気も吸っちゃダメ、ってことになりますね…。

うーん、やっぱりどうやっても解決しそうにありません…。