2011年1月23日日曜日

眠りながら成功する―自己暗示と潜在意識の活用 ジョセフ・マーフィー 著

いろいろあってかなり久しぶりの投稿になってしまいました…。
いろいろあった関係で、潜在意識が犯された(?)ようにも感じたので、こんな本を読んでみました。



内容的には最近流行の成功術の本にあるような話なのですが、驚きなのはこの内容を昭和43年に書いていたという点です。

いろいろな例が書かれていますが、結局この本が言っていることは「人とはその人が一日中考えていることだ」という、著者が引用しているアメリカの哲学者エマーソンの言葉に要約されるかもしれません。強く祈ったりイメージしたり、深く瞑想したりすることで、人間の思考の97%を形成すると言われる潜在意識を「操作」できるようになれば、大抵のことはうまくいくということです。

科学的な証明があまり行われていないので、実際のところどうなのかわかりませんし、「怪しい宗教系」な考え方にも見えますが、広く世の中で「祈る」ということが遥か昔から行われていたということを考えると、経験則的には正しいと言えるように個人的には思います。

とは言え、潜在意識をコントロールできるようになる程強く祈ったりイメージしたりというのは、やり方を間違えると大変なことにもなりかねませんよね…。何事もそう容易くはないということでしょうか。