2009年5月31日日曜日

パソコンやっと直った

1か月程前から突然画面が何も映らなくなった自宅のデスクトップパソコン。結局マザーボード交換もダメ、CPU換装もダメ。最後にメモリも交換したら、ようやく直りました。原因はここだったか…。計2万円弱。orz

中身を殆ど交換する羽目になりましたが、現行機種並みにはなったので、良かったことにします…。

いつもご覧になって頂きありがとうございます

マーラー「千人の交響曲」のオーディションを一週間後に控え、この週末は金、土、日と三日続けて東響コーラスの練習。音の組み合わせや流れだけで感動するこんな曲を書いたマーラーという人は、本当に凄いなぁと思うと同時に、本当に演奏するのが難しい曲だなぁとたびたび痛感。

それはともかく(?)、練習の休憩時間に、今回のコンサートだけ参加する特別団員のある方から、「ブログ見て特別団員に応募しました」というお言葉を頂きました。ちょっと恥ずかしくもありますが、とても嬉しいことですね。これからもよろしくお願いします!

感謝するということ ノエル・C. ネルソン, ジェニーン・レメーア カラバ著

久しぶりの更新になってしまいました。
早速ですが、今回紹介する本は、私がこれまで読んだ本の中でも特に皆さんにおススメしたい一冊です。



感謝することは幸運を引き寄せる、というのが本書の主題。感謝は波動であり、その波動があらゆるモノやヒトに影響し、回りまわって自分のところに幸運を呼び寄せる、ということを著者は主張しています。前に読んだ"The Secret"で出てきた「引き寄せの法則」(The law of atraction)と全く同じことですね。また、モノやヒトが「波動」を出したり理解したりするということは、「シンクロニシティ」でも実例と共に触れられていました。植物でさえ、感謝の言葉をかけながら育てると、かけられないで育てられる植物よりもよく育つというのは、いろいろな実験でも検証されています。人の感謝が他の人に及ぼす「波動」は、植物に対するそれよりも遥かに効果があるのは明らかでしょう。

さらに本書では、自分の願望を実現するために「感謝すること」を応用する方法について述べられています。どうすると願望を実現できるような感謝の波動を放つことができるかについて、以下の5つのステップに沿って、具体例が示されます。

ステップ1 実現したい願望を選ぶ
ステップ2 願望が実現した時の感情を自覚する
ステップ3 矛盾する思考や思い込みを消し去る
ステップ4 感謝の波動を放つ
ステップ5 感謝を働かせる

続いて、恋愛、仕事、子育て等について、感謝することにより成功を「引き寄せる」方法が述べられます。何においても「感謝すること」が大切なんだなぁということを強く感じさせられます。

「感謝する」ということが良いことだとわかっていても、日常生活ではなかなか「感謝する」ということを実践できないのは、私だけではないのではないでしょうか。特に最近の日本人は、欧米人に比べると感謝することが少なくなっているような気がします。例えば、アメリカではボストンのような都会でも、路線バスから降りるときには運転手に"Thank you"と声をかける人は多いですが、日本ではあまり見られないですよね。(もしかすると地方によっては言うところもあるのかもしれませんが…)先進国の中でも自殺者が圧倒的に多い日本には、もっと「感謝する」ということを習慣化することが必要なのかもしれません。なんて偉そうなことを言う前に、自分が実践するのが先ですけどね…。(^ ^;;)

2009年5月18日月曜日

マーラー千人の本番が待ち遠しい

昨晩は久しぶりに東響コーラスの練習。気づいてみれば7月1日のマーラー「千人の交響曲」まであと1ヵ月半、出演オーディションまであと半月となりました。

今回の練習はこの曲の中でも一番派手なところ。あっという間に疲れたので喉を温存して(?)歌っていると、後ろから物凄くいい声が。振り返ると、以前団員でパートリーダもやってたNさんが特別団員として来ている!このお方は、パートリーダだった頃のある演奏会で、プロのテノールがドタキャンした時に代理を見事に務めたというツワモノという噂。いやぁこんな人がいるコーラスで歌えるとは。(^o^)

そんなコーラスのメンバももちろんですが、やはり日本でも屈指のソリストや少年少女合唱、オーケストラそしてオルガン奏者と(コーラスのイチ団員にしか過ぎませんが・・・)競演できるとは。本番が待ち遠しいです(でもオーディションはあまり待ち遠しくない・・・)。

2009年5月16日土曜日

安いPentiumデュアルコアにしました。

クアッドコアとかもありますが、お金も無いので今一番お買い得と思われるPentiumデュアルコア買いました。マザーボード約5,000円+CPU約7,000円。これで直ってちょうだい!!

マザーボード交換したけどダメだった・・・

あとはCPUかメモリだなぁ・・・。

CPUの電源コネクタを指した状態だと数十秒後に電源が落ちる一方で、挿さないと電源は落ちないので、これはCPUか!?

根拠としては微妙ですが、とりあえずCPUも交換の方向で検討します。(^ ^;;)


なんだか最近いろんなものが壊れるなぁ・・・。

2009年5月15日金曜日

LET'S NOTEの音の件

先日書いたLET'S NOTEでWindows7を動かしたときに音が出ない件ですが、ヘッドフォンを繋いだらそこには音が出ました。スピーカーが故障したのかなぁ…。

マザーボード故障?

実は先日PLCの調子が悪くなったのと同じタイミングで、自作デスクトップPCが動かなくなってしまってました。ファンは回るけど画面が出ないという状況。過電流か何かがかかったのでしょうか。

仕方が無いので新しいマザーボードを注文。最近はCorei7なんかも出てますが、とりあえず今のCPUを生かすか、CPUを交換するにしてもせいぜいクアッドコアかなということで、LGA775のものを買いました。

会社から支給されているノートPC(ちなみにこれはDELLのLATITUDE E4200。なんとSSD128GBかつ総重量0.99kg。軽いので家にも毎日持ち帰って使ってます。)と3年前に買ったLet's Noteがあるのですが、デスクトップPCにはBlueRayディスクとかも乗せてたので…(と言っても一度もBlueRay使ったこと無い…)。

携帯2度目の水没

昨年11月に携帯を水没させ、交換サービスで五千円払って新しいものに交換してもらっていたのですが、娘の世話をしている間にまたもや携帯が水没。1年間に2回まで使えるという交換サービスをまた使うことに…。

新しい携帯が来るまで代替のものを借りているのですが、なんと防水。交換サービスで交換してもらうより、1回目の水没の時点で防水の携帯に買い換えておけば良かった・・・。

とりあえず「バリュープラン」の支払いがあと1年あるので、それが過ぎたら次こそは防水の携帯買いますよ!

休みなのに忙しい・・・

昨日の木曜は、休暇を取って一日娘の相手をしてました。

朝食作って娘に食べさせ、さらに着替えさせて幼稚園のバスに乗せ、持ち帰っていた今日の朝までの仕事を済ませた後、幼稚園まで徒歩で娘を迎えに行き、近所のモスバーガーで昼食を済ませて帰宅。仕事のメールを2,3出した後、まだ入院中の妻と息子に会いに徒歩で産婦人科に。さらにその後、壊れた携帯の修理のためにドコモショップに行き、さらに銀行で産科に支払うお金を引き落とし、帰宅後夕食の準備。夕食後は風呂を沸かして風呂に入り、娘を寝かしつけつつ私も就寝。そして今朝は3時に起きて、昨日読めていなかった仕事のメールや新聞などにようやく目を通しつつ、洗濯機を回してます・・・。

明日は妻が退院。とは言えまだまだしばらくあまり動けないので、どうなることやらって感じです・・・。(^ ^;;)

2009年5月13日水曜日

いよいよ忙しくなってきた( ̄〜 ̄;)

ここへ来ていよいよ仕事が忙しくなってきました。かなり面白い仕事ではあるのですが…。

まあこの不景気に仕事があるというだけでも、喜ぶべき事かもしれませんね…。(^o^;

2009年5月11日月曜日

代田橋は各駅停車しか停まらない

オフィスを急いで出たのに、代田橋駅で目の前を三回電車が通り過ぎていきました。特急の停まる隣の駅までものの数百メートルしかないんですが…。(;´∩`)

GW後初出勤!?

先週木曜、金曜は研修で新宿のオフィスだったので、今日はなんだかまだGW明けのような気分。

しかし月曜の朝から(自宅でテストしていた)ゲーム機を持って通勤というのもおかしな感じです…。( ̄〜 ̄;)

娘とふたり

一昨日から自宅は娘と私の二人だけ。食事や洗濯はなんてかなりましたが、夜はやはり母親がいなくて淋しかったのか、二回ほどシーツを変える必要がありました。

まぁ私は娘と一緒に夜九時には寝ていたので、睡眠時間は十分ですが…(^o^;

2009年5月9日土曜日

生まれました2

個人が特定できない程度の写真をアップしちゃいます。

無事生まれました!

男の子でした。おかげさまで母子共に健康です。

2009年5月8日金曜日

New Employee Orientation2日目

今日はNEOの二日目。CompensationやPromotion、Procurement、Business Travelなど、昨日より具体的な話でした。Business Travelはこの不景気のお陰でかなり厳しい条件になってしまっています…。仕事で強制的にビジネスクラスを選択させられたITバブルの時代が懐かしい。(^ ^;;)

今日特に面白かったのはWindows LIVEの話。要はMS社員なんだからMS製品をもっと使ってフィードバックしろということ。これまでは時代の潮流に飲まれてGoogle派だったのですが、Googleのブログで「コメントの書き方がよくわからない」という意見ももらっていたので、これを機会にMSのサービスに乗り換えようと思ったら…やっぱりGoogleと比べるとまだまだですね…まぁユーザからのフィードバックの量を考えるとこの差は当然かもしれませんが…。Windows開発で培った技術があるのに、十分ユーザの潜在的な望みに答えられてないところが多いです。

とりあえず一気に乗り換えるのはやめて、徐々に乗り換えつつ社内にフィードバックしていきたいと思います…。(^ ^;;)

Windows7 RCはBetaより速い

Windows7 RCですが、一部英語だった部分が完全に日本語化されていること以外はBeta版とあまり違いはないと思いきや、私のPCではWindowsエクスペリエンスインデックスが0.1だけ改善してました。まぁそれでも2.0ですが…。

2009年5月7日木曜日

いよいよ明後日Birthday

いよいよ明後日、妻が二人目の子供を出産予定です。逆子で帝王切開が一番安全ということで、既に生まれる日が決まっています。しかも一人目と同じ日。毎年Birthdayケーキを二つ同時に用意しなくちゃ!?

何より母子共に健康であって欲しいです。

ちなみに性別はまだ聞いておらず、双方の場合に対応した名前を決めてあります。苦労しました…。(^ ^;;)

New Employee Orientation1日目

既に入社から1か月が経過していますが、3月・4月に中途採用で入社した人たちのオリエンテーションが今日と明日の2日間で行われています。
#おかげさまで、同僚に「もう必要ないんじゃない?」といった冗談が出るくらいに職場に慣れました。(^ ^;;)

第1日目の今日は、会社の歴史やバリュー、ミッションと言った、ともすれば眠くなるような話題ばかりでしたが、さすがそこはアメリカの会社。事例を元に具体的にチームでディスカッションをする場が、それぞれのセッションで必ず設けられていました。大手外資ITベンダ出身でシニアなポジションに転職してきた方々や、某大手DBベンダから来たサポートエンジニアの方、某米PCベンダから来たインド系の方、本社から異動になったアメリカ人などもいる中、普段なかなかできない面白い議論ができました。

さらに会社のロゴ入りマグカップや箸、ストラップなども貰い、得した気分の一日。明日の続きが楽しみです。

やっぱり音が出ない@Panasonic Let's Note

Windows7RCをインストールしましたが、やっぱり音出ません…。誰が対処方法ご存知の方いませんか!?

2009年5月5日火曜日

Windows7betaで音がでない@Panasonic Let's Note

以前書いた通り、Windows7betaを使い始めているんですが、2年前に買ったPanasonicのLet's Note CF-W5で、音が全く出ない問題を抱えてます。

自動的にドライバはインストールされてるみたいで、見た目上は問題ないのですが、何故か音がでません。

Release Candidateが近く出るので、それを入れれば出るようになると期待したいですが、どうでしょう・・・。

久しぶりのGW

今年は数年ぶりに何も予定がないGWとなりました。3年前は留学準備(受験勉強…)、2年前は留学中、1年前は帰国準備(というかそもそもアメリカにはGWが無い…)ということで、あまり余裕がありませんでしたが、今年はなんと何の予定も無い5連休。
#以前は振替休日は祝日の翌日にしか無かったような気がしますが、最近は連休の翌日になるんですね。知りませんでした。

土曜は朝から通院。ここ最近ずっと「調子が良い」と伝えているんですが、今回も「じゃあ前回と同じだけ薬出しておきましょう」という回答。実際薬が切れるとかなり辛くなるので仕方が無いですけど…なかなか進展が無いです…。

午後はついつい昼寝。それにしても、この連休はたくさん昼寝をしてしまいました。薬の副作用とはいえ、なるべく生活のリズムを崩さないようにしなくてはならないのですが…まぁ夜も眠れているので大丈夫ということにしましょう!?

日曜、月曜は共に近所のサティに家族で買い物。連休はお客さんが少なくなると見越してか、日曜は子供向けのバルーンハウス、月曜は縁日と、お客さん集めのイベントが催されてました。娘はこれで十分満足。お金のかからない連休となってます。

火曜日の今日は、妻が友人と食事に出かけるということで、午前中は娘の自転車遊び。マンションの周りを2、3週したところで雨が降ってきたので、今は家に戻ってディズニーのDVDを見ています。一応「英語字幕なし」で見てますが、娘は日本語でもそれ程聞ける訳ではないと思うので、気休め程度でしょうか…。これを見終わったら、スパゲティを作って食べる予定。

こんな感じで、私はのんびりとした連休を過ごしていますが、アメリカの会社だけあって、仕事のメールはいつものように飛び交っており、また持ち帰ったテスト機を家でいろいろいじらなくてはならないという宿題(?)も出てます。読みたい本も20冊程溜まっているのですが、まぁ10冊程度を目標にのんびりやります。(^ ^;;)

心のなかの幸福のバケツ ドナルド・O・クリフトン, トム・ラス 著

今回は、先日の「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」の著者の一人であるドナルド・クリフトンと、その孫のトム・ラスによるこの本です。



この本では、心の中の「幸福」を「水の満たされたバケツ」に例えています。つまり、自分がイライラしたり後悔したりすると、自分のバケツから水をくみ出すことになり、逆に前向きに物事を考えると、水を汲むことになるということ。また、落ち込んだりすることで、自分の仕事の能率が下がるだけでなく、周りの人のバケツから水をくみ出す、つまり周囲は自分の発するネガティブな感情を敏感に感じ取り、感染することもあり得えて、たった一人や二人のせいで、職場全体が感染することもあるとのこと。確かに、過去の職場でリーダが常にイライラしていて、メンバにもそのイライラがストレスとして現れていたことがありました。ネガティブ思考は良いものを全く生まない一方で伝染力が強いので、注意が必要ですね。

本書によると、ポジティブな言動とネガティブな言動には、5:1という魔法の比率があるとのこと。例えば夫婦の間で、ネガティブな言動1回に対してポジティブな言動が5回あれば、結婚生活は長続きする可能性が高いということです。ではポジティブ過ぎるとどうなるかと言うと、一応上限もある模様。「フレデリクソンとロサダの計量モデル」では、ポジティブの比率が13倍を超えると能率が落ちると主張されているようです。でも現在の会社や学校では、圧倒的にポジティブな面が不足しているので、ポジティブであり過ぎることを心配する必要はない、というのが著者の主張。これはその通りでしょうね。

また、人のバケツに水を注ぐ方法として、思いがけない贈り物をすることが本書では勧められています。贈り物をもらうだけでも良いのですが、驚きの要素が加わるとバケツにたまる水がほんの少し多くなるとのこと。私は人への贈り物を考えることが苦手ですが、今後機会があればやってみたいと思います。(^ ^;;)

2009年5月4日月曜日

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう―あなたの5つの強みを見出し、活かす マーカス バッキンガム, ドナルド・O. クリフトン 著

この本には、オンラインの自分の強み診断を利用できるキーコードが着いています。ちょっと得した気分になるのは私だけ?(^ ^;;)



診断の結果、私の強みは以下の5つと出ました。
1.最上志向
2.収集心
3.適応性
4.達成欲
5.責任感
詳細ははてなにある私のプロフィールにありますが、かなり当たっているようです。

本書で著者は、弱みとうまく折り合いをつけて、強みを解き放ちより鋭いものにすべきと主張しています。先日の「決定版 仕事は楽しいかね? 会社の宝になる方法」でもありましたが、弱みを減らしてジェネラリストになるよりも、他の人とは違う自分の強みを磨くことで、自分しかできないことができるようになるってことですね。

一方で、マネージャは個性を重要視すべきとのこと。マネージャたるものはあらゆる状況で従業員一人一人に適した対応を取れなければならない、と著者は主張しています。でもそのためには、まず一人一人の強みを知る必要があり、弱みを無くして誰でもある程度同じレベルの仕事ができることを目指す一般的な職場のマネージャと比べると、かなり大変。まぁでも今がそういう時代になっていることは、認めなくてはならないでしょうね。

2009年5月3日日曜日

決定版 仕事は楽しいかね? 会社の宝になる方法 デイル ドーテン 著

さらに続けてシリーズ第3冊目です。



本書は前作までと違い、ビジネスの天才マックス・エルモアと甥、そのフィアンセの会話という設定で書かれています。ただ、内容は前作からさらに上級レベル(?)に発展したものになっていて、「会社の宝」と呼ぶべき人物とはどういう資質を持っているのかということについて述べられています。

まず、「会社の宝」というのは、あらゆる機会を捉えて人とは違う存在になろうとする人材とのこと。非常識とも思われる行動を通して論理の逆を突き、従来の論理とは異なる飛躍した論理で解決法を見出すことが重要と述べられれています。

これは日本人にとってはかなり違和感のある考え方なのではないでしょうか。典型的な日本企業では、まず現場の仕事を覚え、次にジョブローテーションで会社内の一通りの仕事を覚えて、そこで培った経験で勝負するという形が多いですよね。人とは違う意見を持つ人は、どちらかというと脇に追いやられるケースが多いような気がします。でも、同じ業種のあらゆる会社がある程度のレベルの仕事をする現在、会社が成長するためにはそういう積み重ねでは遅いのではないでしょうか。新たな考えは良いものであればどんどん取り入れ、他社よりも一刻も早く成長することが企業には求められているのではないかと思います。そういう意味で、「従来の理論とは異なるアプローチで解決法を見出す」という考え方は、今後ますます重要になるでしょう。具体的には、上司がびっくりするような案を少なくとも一つは用意することも重要と本書では述べられています。
#ただ、こういうことって意外に難しいんですよね・・・。(^ ^;;)

また、前作では「自分が幸せになれるような仕事を選べ」とありましたが、本書では「顧客の幸せのために一緒に働こうと誘うようなアイデア」を見出すべきと述べています。顧客、同僚・上司・部下、自分。全員が幸せになれるようなアイデアや仕事が見つかれば、本当に理想的ですよね。でも、それを見つけるのは難しいですよね・・・でもそんなことを言っていてはダメってことでしょう。

最後に、「人よりも多く質問をすること」を本書では奨励しています。これは私も社会人になったばかりの頃良く言われました。でも、的外れな質問をたくさんしてもあまり意味はないですし、私自身どう考えるべきか悩むことが多かったです。本書ではそれに対して、仕事に情熱を注ぐことでアイデアを磁石のように引き付けられる、と述べています。仕事に情熱を持っているから、矛盾する点があればすぐに気づいて、質問しないではいられなくなる、という感じでしょうか。また、周りの人について深く学び、人間としての深みを増すことも重要とのこと。これについては斉藤孝さんの「質問力」等にも同じようなことが書かれていました。一朝一夕にはできないことですが、常にこころがける必要がありますね。

これでシリーズ3作すべて読んだことになります。私は一気に読んでしまいましたが、キャリアのステップに応じて分けて書かれているので、1作目から順に適切な時期に読むと、より面白いのではないかと思います。

仕事は楽しいかね? 2 デイル・ドーテン 著

続けてシリーズ2作目。



今度は「私」が中間管理職として抱える悩みに対して、マックス老人がいろいろとアドバイスをしていくという設定。まず最初に気になったのは、「どのようにしてお役所的な仕事と戦うべきか」という言葉。「お役所的」と言っていますが、きっとこれは上司と部下が形式だけの関係になってしまっているようなシチュエーションを想定しているのだと思います。そして、それへの回答は、上司が「指示ではなく信頼する」ということ。また、本物の上司・部下が持つものとして、「自由」「変化」「チャンス」の3つが挙げられています。枠にはまることなく自由かつ前向きな関係という感じでしょうか。私の今の上司はとりあえずこの3つを持っているようなので、後は私が如何にそれに答えるかにかかっているのかもしれません。

また、仕事を選ぶときの姿勢として、「この仕事で今より幸せになれるか」ということを自分に問いかけるべきとのことです。仕事にも寄るかもしれませんが、最終的に人を幸せにする仕事には、まず自分がそれをやることで幸せになれることが必要、ってことなんでしょう。いやいや仕事をされたら、その結果を受け取る側としても嫌ですし、特に最近はそういうところで仕事の評価が分かれることも多いですよね。

最後に、仕事を楽しくするためのコツとして、「職場から笑い声が聞こえるようにする」「ジョークの本を部署に揃えて、プレゼンにユーモアを取り入れる」なんてことも書かれていました。普段は静かな私の職場も、上司が帰国していた際は頻繁に笑い声が聞こえていました。「この上司仕事してるのか?」とも考えてしまうこともありましたが(^ ^;;)、職場から笑い声を聞こえるようにすることも立派な上司の仕事ということですね。

仕事は楽しいかね? デイル ドーテン著

早いもので、新たな職場に入ってもう1ヶ月。毎日それなりに充実してはきていますが、本人の裁量が大きい今の職場では、自分で仕事を楽しめるようでなくてはならないのかなぁと思い、今回は有名なこのシリーズを読んでみました。



本書では、日々仕事に追われる主人公が、老人からさまざまなアドバイスを受ける様子が物語風に語られています。シリーズ第1作目のこの本で気になったのは、まず「今日の目標は明日のマンネリである」という刺激的な(?)主張。「明日は今日と違う自分になる」という目標を持てば必ず成長するとのこと。私はどちらかというと、ひとつの目標に向かってじっくり進むタイプですが、それが仇になって行き詰ることもしばしば。でもそんな時、「例えばいつもあまり話さないと今日は話してみよう」と思って実際に話してみると、それまで悩んでいたことの解決策が見つかるということもよくあります。毎日新鮮な感覚で仕事する事って確かに大事ですね。それを積み重ねれば早く成長できるというのも頷けます。

また、本書では「完璧より良くありたい」と思うようにすべき、ということも述られべています。「完璧なものなんて存在しない」とは良く言いますが、ともすれば「だからそんなに向上を求めなくても良い」という妥協にも繋がりがち。でも、そういう妥協を一度してしまうと、向上心はどんどん失われていき、仕事に対する面白さも感じなくなってくる。逆に、常に上を目指すことで、視野は広まって仕事も面白くなる、って感じでしょうか。

さらに、「宇宙がくれる素晴らしいアイデアに心を開くべき」とのこと。何か「シンクロニシティ」「出現する未来」などで触れられているU理論にも似ていますが、ここではそんなに難しいことではなく、「アイデアは常にまぐれ当たり」という言い方で、何か読み手を安心させてくれるような気がします。ただ、「常に新しい考えを試みる」という努力なしではダメ、ということにもきちんと触れられていました。(^ ^;;)