2009年3月14日土曜日

西本智実 マーラーと向き合う!

今週は水曜、木曜と東響コーラスの本番で、月曜、火曜はそのオケ合わせ。普通のサラリーマンにとってはかなり無理なスケジュールです・・・。でも、指揮はあの西本智実先生で、曲は何とマーラーの「復活」。世界中を飛び回っている指揮者と、とんでもない構成のオーケストラを必要とする曲ということで、かなり貴重なコンサートであることは確か。

本番は水曜が川崎シンフォニーホールで木曜が所沢MUSE。火曜のオケ合わせ、水曜の本番は何とWOWOWが取材に来ていました。もちろん撮るのは西本先生ですが・・・。でもステージ上にいたカメラマンが、本番の演奏中に失神して倒れてしまったのはちょっと残念。1時間半以上の長い曲で休憩も無しというハードな状況ではありますが、それはオケのメンバや指揮者も同じ。倒れるときの「ドーン」という大きな音は、ホール中に響き渡ってました・・・。

演奏終了後、何とスタンディングオベーションが!・・・でもどうやら西本先生のファンのようでした・・・何せ普通のクラシックファンは避ける最前列で、オーケストラの演奏会ではあまり見かけないオバサンたちですから・・・。まぁでもこれをきっかけに本当のクラシックファン、東響ファンになってくれるかもしれないので、良しとしましょう。(^ ^;;)

また、川崎の本番では歌詞の対訳を字幕で出す演出も。マーラーを得意とするソリスト2人の名演も相まって、より「復活」を理解してもらえたのではないでしょうか。まぁマーラーはホントによくこんな曲書けたよな、という感じです。

二日目の所沢MUSEでの演奏も、個人的にはなかなか良かった。ステージが狭い分ソリストやオケ、指揮者との距離も短く、一体感が川崎の時より強いように感じました。観客の反応も普通に(?)良く、コーラスが最後に退場する時にも拍手を頂くことができました。個人的にはこれって凄く嬉しい。もうオケのメンバも殆ど退場していて、お客さんも帰りつつあるのに、わざわざコーラスの退場を待って拍手をしてくださる。東響コーラスやってて良かった、と思う瞬間です。
#残念ながら川崎ではこれがありませんでした・・・。(^ ^;;)

と言っているうちに、実は来週土曜日もスダーンさん指揮でシューベルト「キプロスの女王ロザムンデ」があります。皆さん是非いらしてくださいね!!

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