何だか久しぶりのエントリになりました。
ところで、事業仕分けによって芸術文化分野の予算縮減が相次いだことに対して、ピアニストの中村弘子さんは「お金をかけるとすぐに経済効果を期待する感覚があるが、芸術文化は人間そのものを育てるというもので、時間がかかる」と指摘したらしいですね。
芸術分野にまで経済効果を求めるというのは、何とも悲しい話です。そもそも、経済が発展したらその先に一体なにがあるんでしょうか?本当に国民は幸せになれるんでしょうか?
また、都知事が「スパコンは世界一じゃなきゃダメ、二位じゃ意味がない」と発言しましたが、じゃあ世界一になったらどうなるんでしょうか?(そもそもスパコン日本勢の後退は近年顕著なので、二位どころか十位以内も困難だと思いますけどね・・・)
何か大事なものが見失われているように感じます。
4 件のコメント:
同感です!
経済効率だけ追い求めて限界を迎えた今
もう一度大切なことを取り戻して
統合した新しい価値観ができないかな~と
思います。
コメントありがとうございます。
マイケル・ムーアが言っているように、もう資本主義は限界に来ているのかもしれませんね。
そういえば、昔こんなことをmixiに書いていたのを発見。(資本主義限界説?)
==========
将来を予測しましょう。
企業は効率化を目指す
↓
そのうち、人手をほとんどかけずに需要を全て満たせるようになる。
↓
そういう時代では、「働いてる人」のほうが珍しくなる。
↓
その日暮らしの人が増える
↓
ものがあまる
↓
会社が淘汰される
↓
さらに解雇が続く
↓
需給調整のため国家が参入
↓
共産主義
まじで?
そもそも、人が欲する以上にものを作ろうとするのが悪いのだとすれば、共産主義が結論として出てくるのはおかしくないのかな?
ちなみに、この話を会社の人にしたら
「人間の物欲には限りがないから、大丈夫だ」
とのことでした。
そうかなぁ。最近欲しいものがめっきり減ったんやけど。。。
はしさん、コメントありがとうございます。
> 「人間の物欲には限りがないから、大丈夫だ」
> とのことでした。
>
> そうかなぁ。最近欲しいものがめっきり減ったんやけど
なかなか鋭い指摘ですね。
経済学、つまり資本主義の大前提は、「人間は貪欲である」ということです。この前提が崩れると、経済学の理論は全く成り立ちません。つまり、資本主義経済が根本から崩れることになります。
一方、「草食系男子」や「ニート」に代表されるように、日本人の「欲」がだんだん衰えてきているのは事実でしょうね。
いよいよ日本も終わりか・・・。(^ ^;;)
コメントを投稿