2009年7月18日土曜日

殺人罪の時効撤廃の賛否

殺人罪の時効が撤廃される方向での議論が進んでいるようですね。

誰もが賛成と思いきや、弁護士さんたちは反対だとか。その理由は「冤罪を増やしかねない」とのこと。

理由は、時効になる頃には有罪を覆すだけの証拠を入手するのが難しくなるからということらしいです。何だか変な理屈ですね。逆に言えば、時効になる頃には有罪にするだけの証拠を得るのも難しいということにもなると思うんですが…。

確かに、罪を犯していない人を有罪にすることと、罪を犯した人を無罪にすることは、まぁどちらが大事ということを決めるのは難しいでしょう。

でも、時効になる頃に検察が掴んだ証拠で冤罪を招くというのは、ちょっと考えにくいような…。事件から長期間が経過しているってことは、それだけ捜査が進んでるということで、より冤罪の確率は低くなっているように思うのですが…。

まぁそういう意味では、冤罪でもそうでなくても、弁護するのが難しくなるのは確かですね。負けるのがわかっている裁判の弁護なんてやりたくないってことでしょうかねぇ!?

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