2008年11月20日木曜日

トップセールスの頭の中

さて、今回は営業本の三冊目です。



例えば「DMの宛名を直接顧客に書いてもらう」など、具体的に使えるノウハウが数多く記載されていますが、先日の「ドキドキ初回営業の極意」とは異なり、「ちょっとやり過ぎじゃないの?」というような感じも若干します。特に「制約率から商談数を考える」というのは、「足で稼げ」という伝統的なアプローチで、「ソリューション営業の基本戦略」に書かれているような、いわゆる「パレートの法則(20%の優良顧客が80%の利益を生む)」の考え方とは異なります。確かに商談数を増やせば制約数は上がるんでしょうけど、人間には24時間しかないということを考えると、筆者のアプローチには限界があるということも否定できません。

そもそも題名が「トップセールスの頭の中」となっているにも関わらず、その根拠がどこにも書かれておらず、また筆者の経歴からは、経営コンサルタントの経験はあるものの、実際に足で稼ぐような営業を経験しているように見えません。うーん、ちょっと失敗!?

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