2008年11月26日水曜日

再び西本智実先生の練習

昨晩は東響コーラスの練習。西本先生智実先生による練習はこれで二回目。今回はオーケストラとソプラノの澤畑恵美さん、アルトの林美智子さん、テノールの経種廉彦さん、ベースの宮本益光さんの4人のソリストとのリハーサルでした。

実は西本先生と東京交響楽団の第九の演奏会は、いくつかの合唱団とそれぞれ別の日程で演奏会を行う予定になっていて、練習はそれらの合唱団が一斉に集まって行われています。合唱団だけでも総勢500人くらいでしょうか。練習会場は川口リリアのメインホールだったのですが、当然ステージに全員乗れないので、西本先生がステージの一番後ろに立って、オーケストラは客席とは逆の向きに並び、コーラスは客席で歌うという、何ともやりにくい状況でした。しかも西本先生を写真に収めようという(恐らく東響コーラス以外の)ミーハーなコーラス団員がいて、練習中の写真撮影は慎むように注意される程。もちろん西本先生や東京交響楽団、ソリストの皆さんにとっては、一般市民と一緒に演奏会をすることはファンを増やす良い機会なのでしょうけど、ちょっとこの状況には閉口です。こういう感じで練習に臨むのは、プロとして良い演奏を目指す人たちに失礼ですし、何よりお金を払って聴きにくるお客さんに失礼。アマチュアとは言え、遊び半分ではなくできる限りの努力はして欲しいところです。

少し愚痴っぽくなってしまいましたね。ちなみに11月30日(日)の演奏会そのものは、合唱は東響コーラスのみです。団員として言うのも何ですが、東響コーラスは恐らく国内で最も第九が上手い合唱団のひとつです。残念ながらチケットは既に完売のようですが、聴きにいらっしゃる方は楽しみにしていてくださいね!

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