2008年11月20日木曜日

ドキドキ初回営業の極意

先日読んだソリューション営業の基本戦略に引き続き、営業に関する本を何冊か大人買いしていました。今回はその2冊目です。
#そもそもこの場合大人向けの本だから、「大人買い」とは言わないかな?



著者本人が本書の冒頭で、「昔から人見知りで学校の教室でもトップクラスの無口な子供でした」と書いているように、全体的に謙虚な姿勢を見せつつ地道に営業活動をすることを勧めており、好感が持てます。特に「素晴らしい提案書を持ってくる人よりも『ミスをしない人』が求められている」という筆者の意見には、同感します。大事なのは信頼関係なんですよね、やっぱり。当たり前のようなことも多いですが、これら全てを「ミス無く」実践すれば、確かに顧客は自然についてくるでしょう。

例えばミーティングや宴会でどう座るべきか。最近は「そんなことどうでもいい」という考えの人も多いかと思いますが、これってやっぱり重要です。先日営業経験の長い某社の日本人と、来日していた同社のスウェーデン人の計お二方と夕食をご一緒する機会がありましたが、その日本人の方は自然に「伝統的な」席次になるよう振舞っていました。「さすが」と思ったのは、その「礼儀作法」を、食事中の話題として面白おかしく(?)話されていたことです。外国人に対しては、「そんなに細かいところまで気を配っていたのか」という好印象を与えられることができるので、これはグローバルビジネスでも使える「礼儀作法」ですね。

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