2008年11月8日土曜日

アイディアを10倍生む考える力 齋藤孝著

本日の1冊は齋藤孝さんの「アイディアを10倍生む考える力」です。



やはりジェームス・ヤング著の「アイディアの作り方」や、勝間和代さんの本等と同じことが書かれています。私としては、この本を読んで以下の5点が大事なんだなと感じました。

・とにかく常に「考える」習慣をつけること
・集中して考えることが出来る環境を作ること
・思い込みを取り払うこと(所謂「ゼロベース思考」ですね)
・(考えながら)聞く力をつけること
・「具体」と「抽象」を自由に行き来できるようにこころがげること
(これは先日の「コンサルタントの質問力」にも同じような議論がされていました)

また本書の中で、イチロー選手の「自分は天才じゃない。何故なら自分は自分のやっていること全てを説明できるからだ。」という言葉も引用されていました。この手の本の中で優良と言われるもののに、全て同じことが書いてあるということも考えると、成功する人は「やることをきちんと理解して実践できる人」なんですね。

私にとって、これまでのいろいろな本(そして今後読むいろいろな本)を体系的に結びつけることのできた1冊でした。

0 件のコメント: